ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT。 | 頭の整理@タックスヘイブン パナマ文書を調べよ

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日本がすべきこと
所得税累進課税と配当税の上限UP 政教分離 三権分立 銀行国有化 
天下りと特別会計と消費税還付廃止 寡占企業や法人や株式の見直し

東日本大震災311は金融マフィアによる核戦争行為


大好きなシリーズですが、

主役が交代した上に舞台を移したので、

今まで見てませんでした。

一作目は試写で、

二作目は購入したDVDで鑑賞。

今回はwowowということで。


「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」

(06/米/104分)

監督 ジャスティン・リン。

出演 ルーカス・ブラック。バウ・ワウ。

    ブライアン・ティー。サン・カン。

    北川景子。千葉真一。

あらすじ。

車が大好きな問題児がアメリカにいられなくなり、

日本に住む父親の元へやってくる。

彼は日本でドリフト走行に魅せられ……。

というお話。


「ローグアサシン」に続いて、

またも日本に関わる映画。

私が選んでいるというよりは、

ハリウッドで日本ものを扱う絶対数が増えたのだろう。

やっぱ多いよね。多すぎる。


で。

また異国・日本を期待してたけど、

「ローグアサシン」を見た直後だと、

ピンと来ないというか、

不思議とまともに感じる。

そうでも……ないか。笑。


シリーズ1が大好きで、

2に寂しさを感じるほど好きだったから、

3に期待などなく。

ええ。まったく期待してなかっただけに、

やや面白かった。

皮肉なことに。


まずアメリカで主人公は同じ学校の男子と

レースをすることになる。

ココ。

この勝負(喧嘩)が強引だった。

最初から因縁のある設定にしとけ。

で、主人公をもっとキレるキャラにしとけ。

進行に首を捻りたくなるとこ

けっこうあったから。

(キレてるという口頭の描写はある)


相手が卑怯なの。

負けそうになったらガンガンぶつけてくる。

映画ばりのカーアクション。

えと、

あんたたち高校生だよね?


レースの相手は、

自分の彼女を同乗させているにも関わらず

ガンガンぶつけてくる。

容赦なし。

ローグアサシンくらい容赦なし。

しかしです。

ここのレースシーンはふつうに楽しめました。

わくわくドキドキはらはら感を

たっぷり味わえる。


無意識に「ワオ」とか

外国人の発音で叫んじゃったもん。

部屋に誰もいなくて、これ幸い。

ひとりで赤面したかんね。恥。


大した説明もないまま、

母親と離れることになった主人公は

飛行機で日本へ旅立ちます。


まあ、

全編を通して言えることなんだけど……。

生粋の日本人が足りません。

飛行機とか、ほとんど中国人です。

隣のアパートでラーメン食べてるお婆ちゃんも

恐らく中国人。

(そんなの関係ねえ)

何だかなあ。

日本で撮るなら声かけてくれよ。

ラーメンくらい食べるよ?

ギャラなし、交通費自腹でオケだったのに。


日本についた主人公はなんと、

空港からタクシーで都心へ向かっている。

意外と金持ちだな。

渋谷、銀座を経由した気がするけど、

あんたの家どこだよ。

なんで誰も迎えに来ないんだ?

(そんなの関係ねえ)

もやもやした疑問を抱えていると、

無事に家に到着する主人公。

呼び鈴を押すと、

父親らしき男性が出てきて、

「着くのは7日だろう」と

時差を無視して、勝手に勘違い。

あげく、

デリヘルっぽいお姉さんが去ってゆく。という。


笑うところなのか、

真面目に日本を描写してるのか、

謎すぎる映像だった。(そんなの関係ねえ)

笑った。


そしてなぜか、

真面目に高校へ編入する主人公です。

担任は柴田理恵が演じてた。

よくわかんないけど、

「日本は土足文化」を強調したいのか、

担任は主人公に

上履きの存在を教え込みます。

ウワバキ。ウワバキ。


学ランを着るルーカス・ブラックに萌え。

萌えではないけど、

幼児の七五三を見かけたような

あたたかい気持ちになれた。きゅんきゅん。

だってさ、

完全にコスプレだよ?


そういやロンドンハーツをチラ見したら、

チュートリアル徳井が

チアリーダーのコスプレしてた。

ビビった。

「コスプレ好きで衣装を持ってる」のは

何かの番組で聞いたけど、

相手の女に着させるものだとばかり……。

嗚呼。勘違い。


女装?

女装なんだ?

やー。

徳井のことがどんどん変態に見えてた

今日この頃でしたが。

撤回します。

女装ならオケ。

ごめんよ。徳井。変態扱いしてて。


おう。話が脱線した。

つうか、あの番組が真剣にやっているのか

打ち合わせた演出なのかは

よくわかりませんが、

落とし穴は大好きです。ふふふ。

どっちかというと、

ムーディの落ち方のが笑った。

すげー笑った。


小島よしおもムーディも、

私服でその辺にいられても気づかねぇ。

笹塚……。


はい。映画の話に戻ります!

都内の高校で学ランか。そうか。

イメージ的には

中学生くらいなんだよ。学ラン。

または修学旅行生。


学校に外国人がいすぎ。

わらわらいる。

そしてみんな、律儀に制服を着とる。

ナショナル・スクールじゃないのよ、ココ。

なのに学ラン。

でも女子はセーラーじゃねーの。


車好きな主人公は東京に来てまで

車に縁があります。

DK(ドンキー・コング)と対決することに。

そいつの名はタカシ。

タカシ自体はチンピラだけど、

叔父さんがヤクザ……。

何ぃ!

ま、またヤクザ!?


あげく、

完全なモンゴロイドをつかまえて

「日本のジャスティン」と名付ける。

え!

チンピラとかヤクザって

ジャスティンを聴くか?

知らないんじゃ……?

(これはどういう侮辱なんだろう)


しかしレースになるとめっぽう強い、

ドンキー・コングことジャスティンことタカシ。

タカシ、すげー。

さすがドリフト王。

圧倒的な力の差を見せつけてます。

一方で悲惨な主人公は

まるで破壊王。

高校生のくせに、車を何台もぶっ壊してゆく。

ブレーキを踏まないし、

躊躇なく破壊してゆくぜ。

誰も俺をとめられないぜ。

そんなの関係ないぜ。


脚本で、金銭問題を絡めたくせに、

こういうとこは、

一切、無視してた。(そんなの関係ねえ)

まーじで?

ハンとタカシに弁償すればいいって問題ではない。

建物や他の車に

甚大な被害を及ぼしている。

しかし、主人公が悔いる気配なし。

悪びれてない。

すげぇ。

あんた、真実のワルだよ。


そして隙間に日本を紹介してゆきます。

まずは銭湯やパチンコを紹介。

原宿でロリータちゃんも出演してた。

(しょこたんはココ?)

いやはや、

外国の目から見た日本のオンパレードだけど、

そんなに大きく外れてもないとこが

にくいぜ。このこの。

この程度なら修正できるもんな。

アリといえばアリ。ぎりぎりで。


さすがに、タトゥー入りのコニシキが

銭湯に入っていたら

びっくりするだろうよ……。


正直、車のことは詳しくないけど

見ているだけで楽しめる。

好きですよ。こういうの。

視覚的に単純なのは親切だな。

脚本はともかく。


ハン役の方が韓国系の役者さんで、

ローグアサシンにも出演したらしい。

物語の中で、

「現代の車が~」というセリフがあるのね。

現代=ヒュンダイ。

なんでか、日本では

ローマ字読みでヒュンダイという名称になってる。

発音はヒョンデ。です。

彼もしっかりヒョンデと言ってた。さすが。


この彼……ハンが侮れない。

物語のポイントになる。

つうか重要人物の枠を超えて

主人公を喰っちまいました。

物語の中では

タカシが悪者だし敵として立ちはだかる。

しかし、

客観的に見ても、贔屓めに見ても

最大の悪はハンだろう。

あいつ、極悪だよ?


何喰わぬ顔して

「マシュマロあるぞー」て。

何その挨拶。

笑った。


しかしハンが去ったあとに、

誰も泣かなかったり、

ハンに触れなかったということは

実はみんなハンを嫌っていた……のか?

なるほど。納得。


最大の見どころはレースシーン。

と思いきや、

実はヴィン・ディーゼルの登場で

私のテンションはクライマックスに!

まったく知らなかったので、

思わず黄色い声で、ぎゃーと叫んでしまった。


言っておいてよ。

びっくりしたじゃん。


んでも、今になって冷静に考えると、

「あんた……!

 続編は放棄しといてDKには出演するわけ?

 なんで?

 くっそう。くっそう。

 だったらトリプルXに出ろヨ!」

と心から思いました。

 

出演した理由が知りたい。

とても気になる。

あなたが出演しなければ続編ではなく

「ワイルド・ドリフト」という

単品映画として出荷されただろうに。

うう。ちくしょう。

そういうわけで、

いろんな意味で見逃せない映画でーす。

ルーカス・ブラックの学ランが超オススメ。

近くて見果てぬ国、ニッポン。

足を踏み入れたければ

再生ボタンを押してみてちょ。


あ。

ヤクザの拠点もすごいが、

主人公の父もすごいよ?

笑えるよ?