建築探偵のひとりごと

建築探偵のひとりごと

全国の近代建築を見て歩く「建築探偵」大成丸の言いたい放題です。

思ったことをそのまま書いていますが、一面の真理も含んでいるかもしれません。

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おととい、ひとあし早い忘年会のため高松に行ってまいりました。
この寒さですから、例によって車で行きましたので飲めません。(泣)
ひとりだけ「お茶」で通すという、なかなか忍耐力の要る会でした。

同窓会役員の忘年会ですから、周りは先輩方ばかり。あせあせ(飛び散る汗)
このため、隅っこのほうで小さくなっている予定でしたが、ちょうどお隣りが地元JRの広報室長のY氏で、学部は違うものの私と一年違い。
お話したことはありませんでしたが、何度かお見かけしたことはあります。ちょうど、私も数年前まで別の会社で同じポジションに居ましたし、ゼミのU先生も私のよく知っている先生でしたので、いろいろと話しがはずみます。途中からは、在学時代にお世話になったI先生もご出席され、結局座の雰囲気になじんでしまいました。あせあせ
就任されて今回はじめて名刺交換した経済学部の細川学部長とも、作成中の学部紹介用の新しいDVDについて注文をつけるありさまで、「シラフ」でここまで言えるのはさすがわれながらと思ってしまいます。

すっかりいい気分になって料亭を出たら、「12月なみ」という寒さがいきなり身にしみました。
冬場に宴会で飲めないとこれがいちばんコタエます。
「コート持ってくればよかった」と思いつつ帰りました。涙

はじまって今年がまだ3年目ですが、日本銀行が年末の恒例行事として大学生を対象とする金融経済分野の小論文・プレゼンテーションコンテスト「日銀グランプリ」というのをやっています。マイナーなイベントなのかなと思っていたら、結構いろんな大学の学生諸君のブログや大学の公式HPでもヒットしました。まぁ、大学「ロボコン」のノリですね。あせあせ

今年は全国から計83件の応募があり、書類審査で決勝に残ったのは5チームということでした。
うちの大学はまだグランプリ(最優秀賞)は獲得したことはありませんけれども、ただ1校、第1回から3年連続で日銀本店で行われる決勝に進出が決まったというので、関係者が喜んでいました。
まぁ、在学時代あまり本気で勉強した記憶の無い私ですが、母校の後輩諸子が真面目にこうしたことに取り組んでいるのは素直にエールを送りたいですね。
しかし、他の決勝進出チームはいずれも在京の大学ばかり・・・。
そういえば、第一回の最優秀賞は明治大、前回は早稲田大でしたね。
教育も実体経済と同じく東京一極集中が進んでいるとしたら、日本の未来に何かしら危機感を感じます。冷や汗

http://www.boj.or.jp/type/release/zuiji07/grand0711.htm

ようやく涼しさを感じるようになった10月中旬、いま四国路は秋祭りまっさかりです。
そこで、私たち夫婦も高松までうどん巡礼に行ってきました。


大学時代の後輩が高松に住んでいるので、彼に相談したら香川町にあった恐るべき讃岐うどんの名店のひとつ「名も無いうどん屋」さんが高松市内に進出しているという話です。ブレイクする前から「山越」に通っていたという、超うどん通の彼の情報に間違いはありません。
道案内してくれるというので寄ってみました。
若いにいちゃんがせっせとお客をさばいていましたが、時間帯がよかったのか釜揚げが食べられるとのこと、そこで、釜玉でおいしくいただきました。

二軒目は高松市内から郊外の香川大学工学部の近所に今年移転してきたばかりの「三徳」
ここは、高松で勤務していた頃の私のお昼の定番でしたので以前から気になっていましたが、やっと行けました。
午後1時ちょうどに行ったところ、やっとお昼の行列が終わったという時間帯でした。久しぶりなのでいつもの「かけ」をオーダー。
「うん?」「何か昔と違うぞ」って感じです。
あの高松市内随一の「こし」がどっか変わってしまったようです。
「う~ん、時間帯によるものか」・・・「っていってもまだ1時だからなぁ。」あるいは客層が変わって、水が変わって微妙に麺に影響しているのかもしれません。う~ん、やはりうどんは奥が深い。(汗)
マイミクの香川大の林先生はこの日も30分ほど前に「三徳」で食べに行列していたようですので、ニアミスです。

さて、この二軒でだいぶんお腹が大きくなったのですが、後輩君の案内でさらに三軒目へ行ってしまいました。
今まで、場所が入りくんでいて車ではなかなかいけなかった「穴吹」です。お腹をこなすにはちょうどいい距離とばかりに三人でてくてく歩き出しました。
すでに1時半になって、店の中は誰もいません。
「今日の営業終わりましたから」という雰囲気でしたが、「営業中」の紙に勇気を得て奥に辛抱強く声をかけていたら、やっとお店の人が出てきてくれました。
で、めでたく「かけ」をげっと。
味よりも雰囲気を楽しむという製麺所系のうどん屋さんでしたが、田んぼの向こうには工学部の研究棟も見えてなかなかシュールなロケーションでした。

道案内ご苦労さまぁ。

お腹が満杯になったので、用事があるという後輩君とわかれて街中にもどって母校に寄ってみました。
今日は土曜日でしかも大学院の入試のある日でしたから、私の指導教官の井原研究科長がご在室でした。研究室に電話したら、今日は入試をやりつつ、もう片方で夕方まで通常の大学院の講義もやってますとのこと。
相変わらずパワフルなおばさまです。
さすがに乱入するのも気が引けましたので、後日の再会を約して帰りました。

大学時代の後輩が母校に戻って法科大学院の教授をやってるわけですが、先日、新聞社のHPを見ていたら、いつの間にか、法務省から新司法試験の合格発表があったことを知りました。


四国ロースクールは初年度既習者コースの入学者が居なかったので、今回が初めて卒業生を送るわけですが、心配された初年度の合格者は・・・3名。

9名受験して3名ですから、イチロー並みの打率ですね。(苦笑)


まぁ、同時期に法文学部から分離独立して発足したほかの国立大学法学部ではだいたい10名前後ですので、もうちょっと何とかしてといいたいところですが、熊本大が2名、鹿児島大も2名ということを考えれば、学部自体が経済学部からの分離で旧司法試験の合格者数も極端に少ない「最後発」の法科大学院としてはこんなものかなという気がします。

(まぁ、法学部のある国立大のなかで最下位にならなかっただけでもよかったねという感じですが、それにしても熊本大学法科大学院の20名受験して合格2名というのは悪すぎですね、何があったのでしょうか、個人的に気になります。)


ただし、率はともかく、あまり合格者数の絶対数が少ないと、今後大学院への応募者数が都市部の一部の有力法科大学院へ集中することが予想されるだけに、今後の経営に影響してきます。関係者の皆さんの奮起が期待されるところですね。

昨日は、今治にある「アイシネマ今治」まで映画を見に行ってきました。
地元今治出身で、川崎市の市議会議員に立候補した方を主人公にした実録モンのドキュメンタリー映画です。
全然BGMひとつないシリアスな映画ですが、これが結構面白かったです。


http://www.laboratoryx.us/campaignjp/kaisetsu.html



私の友人も、大学を出てすぐ、岡山の県庁職員をやめて地盤、看板、カバンなしで市会議員選挙をやりましたが、最初の選挙は大変だったという話をよく聞かされました。
とくに市議会だとモロの地元密着選挙になります。
議員するのも大変だなぁというのが正直な印象でした。

で、当日はちょうど参議院選挙の投票日。
われわれ夫婦も、朝出掛けに投票を済ませております。したがって、帰宅してからは夜の選挙速報を今か今かと待ってわくわく。
四国地方は、事前の予想通り保守王国にもかかわらず、自民候補が4名とも討ち死。
うちの嫁さんの叔父さんが後援会長をやっているという隣県の議員さんも、下馬評どおり新人の民主党候補に負けてしまいました。まぁ、中央で大きく「風が吹いた」のですから仕方ないですね。

嫁さんの、「さぁ、もう12時だから」という声に促されて、寝床に向かう日曜の夜でした。

社会保険の算定基礎届、給与計算、賞与計算、月次決算、子会社決算、関連会社第一四半期決算・・・とお仕事テンコ盛り月間の7月でしたが、下旬になってやっと仕事が一段落してまいりました。
そこで、久しぶりに日記書きます。


先週はうちの大学のオープンスクールウィークでした。
HPを見ると、


>地域マネジメント研究科は、平成16年4月、中四国初のビジネススクールとして開設し4年目に入りました。
 このたび、本研究科についてご理解を深めていただくため、下記のとおりオープンスクールを開催することになりましたので、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。
 下記の講義につき、いずれも通常の講義を公開いたしますので、ご希望の講義にご参加いただければと存じます。


おやっ、私の先生が久しぶりに公開講義を担当するということです。
開講時間を見ると、平日の木曜でしたが20時から21時30分まで。
私のオフィスから大学までは高速で1時間の距離です。
これは行かなければなりません。(笑)
さっそく副手さんに出席の申し込みをメールして、前日に先生の研究室に電話したら開口一番、「何で貴方が来るの?」(大爆笑)どうやら副手さんから出席者名簿をご覧になったようです。


学部の本館はこないだ聞いたとおり耐震工事のため現在は研究室・事務室を他に一時移転して現在は無人。
平日なのにひと気がなく全然明かりのついていない校舎は違和感があります。

受講した講義は、昨年の途中から導入されて、何かわけのわからんまま実務で使っている「株主資本等変動計算書」についてでした。
まぁ、時間に制約があるため概略のみの駆け足の説明ではありましたが、自分で勉強するきっかけになればいいなという感じです。


講義までの時間待ちに入った大学前の行きつけの喫茶店のおばちゃんが相変わらず元気だったのはうれしいですね。
昔あったピンク電話は消えましたが、お店の中は全然変わってなくてほっとできる空間です。
でも、昔小学生だった娘さんがすっかり社会人のお姉さんになっていたのにびっくりしました。


先日のこと、いつも使っている日本無線のWX310Jがついに暴走し始め、電話帳検索すらできないありさま・・・。(汗)
知ってる人は知ってると思いますが、上下キーが指紋認証用のセンサーひとつのため、暴走しはじめるととまりまへん・・・。(涙)
したがって、好むと好まざるにかかわらず、買っちゃいました。発売したばかりのウィルコムの新端末、WX320T。
ホントは数年ぶりの東芝端末ということで、ユーザーの使い心地を聞いてからどうすべきかを決めるつもりが、緊急避難です。(苦笑)


今日一日使ってみての感想は、「手堅い」端末っていうところですか。「au携帯用の筐体に似ている」というブログの書き込みを見かけましたが、それだけにPHSっぽさから脱皮したバランスのいいデザインです。画面に浮かぶ「キャロット」のロゴが懐かしさを感じさせます。
こないだのお彼岸、東芝の友人と再会した際、同社の専務として携帯電話事業の責任者をずっとやってきたのが母校の経済学部の先輩であるということを聞いたので、その意味からもPHSに戦線復帰した東芝のお手並み拝見です。(笑)

先週の日曜、大学の同窓会行事に行ってきたのは承前のとおりです。

それで、午後は時間が空いたので大学の後輩を誘ってご飯を食べに行きました。

もっとも、祝賀会で軽食を食べたあとだったのと、私の「独断と偏見」を優先したため、いつもの行きつけのうどん屋さんめぐりになりました。

「恐るべきさぬきうどん」の名店もひとつ、またひとつと店を閉め、残っていて繁盛を続けているのは貴重品?です。県の登録文化財に推薦してもいいくらいです。(笑)

まぁ、本州出身で、四国路は殆ど来たことがないという後輩だったので、香川の代表的な食文化を気に入ってもらえたらいいのですが。

その帰り道、高速を走りながら、昔のことを思い出しました。

私がまだ学生だった頃、あるいは、社会人になりたての頃、JRがまだJNRでしたので、特急にはまだ食堂車が健在でした。

大阪に祖母が元気でひとり暮らしをしていたので、東京に居た私は機会をみつけては夜の新幹線で大阪まで帰って泊まりに行ったものです。

夜の新幹線は座席に居てもつまらないので、私のお気に入りの席は新幹線の食堂車でした。

まだ置き引きという言葉がはやらない、のどかな時代です。

東京駅で重い荷物を荷棚に押し込んで一服したら、本一冊を手に持って列車中央の食堂車に向かいます。

窓の外の暮れ行く風景を見ながら、ゆっくりビールを飲んで時間をつぶしました。

夕食時間は結構込み合っていましたので、相席がほとんどでした。

そこで、いろんな方と出会いました。殆どその場だけの一期一会の交渉で終わりましたが、出張や旅行で非日常の空間のためか、お酒のせいか、結構話好きな陽気なおじさんたちが多く、話もいろいろ聞いていて飽きませんでした。ご機嫌なおじさんたちは席を立つときに勘定書をひったくって、「ここはいいから」と、思いがけなくご馳走になったことも何度かあります。

当然なことながら、「自分も偉くなったら若い子に同じことをしてあげよう」と思ったものです。

いま、新幹線は飛行機とのサービス競争で、スピードはたしかに早くはなりましたが、食堂車もビュフェも姿を消し、車内で見知らぬ旅行者同士が口をきく機会は大幅に減りました。

今では、お互い進行方向を向いてただ黙って読書するかiポッドを聴く、ただの空間移動の手段になったと言ってもいいでしょう。

それはより能率的で快適なひとりの時間の過ごし方なのかもしれませんが、大切なものを失ったことは確かです。

同窓会行事の帰り道、そんなことを思い出しました。

先週の日曜は母校の同窓会連合の設立総会に行ってきました。
「なんじゃそら?」と思われるでしょうが、要は通常学部単位(医学部の場合は同じ学部でも医者と看護師と身分により別々の同窓会ですね)でばらばらに作っている同窓会・・・・たいていの国立大学では学部により前身校が違いますから、そうなっています・・・・をひとつに束ねるという趣旨です。
バブル崩壊直後に当時まだ4学部しかなかった大学が、近隣の国立大よりも大きい約20億の募金を集めていち早く国際交流基金を立ち上げることができたのも、目標額に足りない部分を旧制高商・経済学部出身の財界人たちに泣きついてトップダウンで各企業からスムーズに募金を引き出せたわけですから、方向性としては間違ってないように思えます。

ということで、なぜか同窓会理事の末席に名を連ねる私も行ってまいりました。
まず記念講演があるということで、会場となった研究交流棟にははじめて足を踏み入れました。
祝賀会には県の副知事、地元の市長、卒業生のひとりである県の教育長も来ていましたが、それ以上に歴代学長がずらり・・・。(汗)

ひさしぶりに恩師の方々に会えたのはとてもよかったです。
そのあと、梅雨の晴れ間を大学の後輩たちとお約束のうどん屋さんめぐり。
「山田家」さんのスタッフ諸君は今日もきびきびしていて好感が持てました。
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このあいだから、CATVでアニメ「鉄子の旅」がはじまりました。人気?コミックですので、内容については、知ってる人は知ってるお笑いの内容(汗)ですから、あえて取り上げません。

まぁ、私は、JRの暴政で殆どの特急列車から食堂車が消えた時点で、鉄道ファンから足を洗ったので、その後入れ込んで見ることはありませんが、気になったのは劇中に流れた曲ですね。

大いなる旅路 
    作詞:小椋 佳
鉄子の旅 (1)/菊池 直恵


旅は長く遠く 肩の荷重く
時に堪えかねて 涙をふけば
胸の奥に熱く 何かがさわいだ
あの日とめどなく あふれた夢さ
なつかしい人が はるかな日々が
時の流れこえて ほら めぐる旅路さ

風がふと運んだ 汽笛の音に
時の谷間きて 歩みを止めれば
夕日 空をこがし 心に沈んだ
明日もたえまなく 燃える力さ
なつかしい人が はるかな日々が
時の流れこえて ほら めぐる旅路さ

なつかしい人が はるかな日々が
時の流れこえて ほら めぐる旅路さ

無条件で、泣けました。
子供の頃に見た鉄道百年記念のTVドラマ「大いなる旅路」の主題歌を 30年ぶりに聞きました。
このアニメのエンディングテーマに使うため、わざわざ小椋佳さんを担ぎ出したというスタッフに「アッパレ!」