温泉万歳! | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

年明け早々から東京で仕事があり、12日に神戸に帰ってきたと思ったら、14日にはもう福岡へ出張なのであった。
「ああっ、忙しい!」


しかしながら、福岡出張は大好きなのである。
14日に無料説明会をすると、そのあとは15日の夜7時の恋愛心理学講座まで、今回はなんの予定もないのである。


フフフ。
温泉に行くもよし、太宰府に初詣に行くもよし、天神でバーゲンめぐりをするもよし。
楽しみが尽きないのである。


そして、数ある選択肢の中から、今回は太宰府まで初詣に行ったのである。
ところが、なにも考えずに行ったところ、翌16日からセンター試験が実施されることになっていたため、最後の頼み綱である天神様(受験の神様)をまつる太宰府天満宮はものすごいことになっていたのである。


しかしながら、そんなものには負けず、いつものように梅ケ枝餅のハシゴをし、タダでふるまわれている梅コブ茶も飲みまくり、至福のひとときを堪能したのである。


そして、本来ならば、土日にセミナーをし、18日の月曜日には神戸に帰るところなのであるが、なんと、19日の火曜日の1時半から、いま、まさにみなさんが読んでいらっしゃるこのブログやその他の原稿の執筆の仕事があったので、東京に行かねばならなかったのである。


よって、18日は神戸に帰らず、鹿児島温泉行脚なんかをしちゃったりしたのである。
久しぶりなんだもーん。
たまには、いいんだもーん。


いつもであれば、温泉の新規開拓に余念のない私であるのだが、今回は正月早々の激務で疲れ切っていたため、ぜったいハズレのない、いままでに行った素晴らしい温泉ばかり巡る旅にしたのである。


九州には名湯が多いが、とりわけ鹿児島の温泉は超スグレモノである。
九州新幹線で川内駅まで行き、そこでレンタカーを借りて、まずは川内高城温泉につかりにいったのである。

ここは、西郷さんがよく来ていた温泉として有名なところなのだが、pH9.3のツルツルの硫黄泉なのである。
まるでローションにつかったかのようにツルツルとするお湯で、とても気持ちよかったのである。


さらに、そこから20キロほど離れたところにある紫尾温泉にも行ったのであるが、こちらはpH9.4、ツルツルというよりもヌルトロの、それはそれは気持ちのよいお湯であった。
この温泉は、日本全国の私の大好きな温泉ベスト5に入るのである。
今回、みなさんに教えちゃったわけだが、これまではコソクにも内緒にしていた温泉だったのである。


ただ、鹿児島のこのあたりの温泉まわりをしていると、とても困ることがあるのである。
それは、山の中すぎて、コンビニはおろか、食事をとれるような場所がなにもないのである。


以前は、このあたりで、人生初めてのそうめん流し機との遭遇があったのであるが、さすがにこの寒い冬場(しかも、私が行く3日前、鹿児島の高速道路は降雪のため、通行止めになっていたのである)、そうめん流しなどはあるはずもなく、ひもじい思いをしつつ、1時間もドライブしたのである。


本日の宿は、霧島山中にある湯ノ谷山荘という、これまた、とてもマニアなヒミツの温泉なのである。
私は一度行った温泉にはあまり通わないタイプであるが、この宿は今回で3度目の宿泊となる。
3度も泊まった温泉地は、ここと、花巻の大沢温泉、秋田の乳頭温泉の鶴の湯の3か所のみである。
宿に入る前の最後の楽しみとして、名湯として名高い関平温泉や安楽温泉、さらに妙見温泉あたりも制覇したりしたのである。


この時期の九州は東北並みに寒かったのである。
先ほども書いたように、記録的な大雪が鹿児島地方を襲うなど、南国・鹿児島のイメージとはまったく反対の雪景色だったのである。


若干、風邪気味だった私は、この宿の名物である激アツのお風呂に入って大汗をかいたあと、ぬるい湯船でまったりと過ごし、そして、30℃ぐらいの冷たい湯船で体を引き締め‥‥、と、これをグルグル回りながら、風邪をぶっ飛ばす魂胆だったのである。


そして、いよいよ、楽しみにしていたこの宿の温泉に入ったところ‥‥。
な、な、なんとーーーっ!
大雪のせいか、はたまた大自然のなせるワザなのか、いちばん大きな湯船の激アツのお風呂がぬる湯になっていたのである。
「ううー、いかんっ、ぜんぜんあったまらんっ」


ぜんぜん温まらないわけであるからして、その隣にある35℃もないぬるいお湯のお風呂に入っても寒いだけである。
さらに、その隣にある30℃にもみたない冷たいお風呂に入っても、ただたださぶいばかりなのである。
そして、急いで体を温めようといちばん大きな湯船に戻っても、こちらも39℃もないわけであるからして、ぜんぜんあったまらないのである。


このブログを書いている1月19日、私は東京で鼻水ズルズルになり、クシャミばかりをしながらがんばっているのである。


ああ、熱い温泉に入りたい。