高校に入学してすぐ比叡山一泊し、「まじめに勉強しなさいよ。」みたいなオリエンテーションがあった。
そこの僧侶のお話はほとんど忘れてしまったが、
七日だか十日だか一切の飲み食いをせず(水も飲まないらしい)、
ひたすらお経を唱えてフラっフラ(アロハな方ではなくて)の状態で
修行を終えた翌朝とその翌朝、
同じカエルを見たが、
そのカエルの顔が識別できるほどに頭が冴え渡っていた。

と言ってた。犬とか猫とかならまだしも、カエルの顔わかるってすごいな。


さて今回オーストラリアで蓄えたステーキとチップス&ビールが
サラリーマン生活に戻る際、きついよスーツが。
ということになり今回月~木曜の昼まで自分の胃腸にホリデーを出す事にしました。

でも水とヨーグルトとサプリは摂ってた。あと野菜スープ(具なし)も1日1回摂りました。

その結果
体重が2kg落ちた
仕事のオファーが3件も来た
その仕事のヒントになるアドバイスをナイスタイミングで頂いた
頭が冴えたような気になった
部屋が片付いた
世間でいうところの祝Ben が come out する
などラッキーなことがたくさんありました。

サラリーマン時代には体調が悪くて仕事を休んだり、
二日酔いで休日は一日中寝ていたり、
さんざん飲んだあとにホープ軒に行ったりしましたが、
そのときでも俺の胃腸は文句もいわず、ずっと働いてくれました。
俺の心臓も肺もずっと黙って給料なしで仕事しっぱなしでした。
ありがたいことです。

豪華な食事を気の合う仲間と酒と一緒に楽しむのも、とっても素敵な時間だけど、
時に体の声を聞くこともいい勉強になるものだと感じました。

あの高校は今でも比叡山に行っているのでしょうか?




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友人のまっちゃんがFBでシェアしてた文がとても素敵だったので、このブログでも紹介したいと思います。

朴 智星 パク・チソン

「日本人のイメージは良くなかった」

若くて右も左もわからなくてとんがっている時に日本に来て、最初は学校で習ったように日本人に対してのイメージは良くなかった。

でも日々暮らしているうちに全然違うと気づきました。

特に日本のクラブに来た日から毎日必ず声を掛けてくれて、悩んでいる時に相談を聞いてくれた

カズさんは人生の師です。カズさんのようになりたいです、と言った時にカズさんが、急に真顔になり、話してくれた言葉は自分の人生を変えるものでした。 

「いいかい智星、自国以外でサッカー選手として、生き残るのは本当に困難だ、最後までサバイバルする選手に一番必要なものは何かわかるかい?

技術じゃない、そのクラスの選手の技術はみんな同じくらい高いからね、一番大切な事は、サッカーへの情熱、一途の献身、毎試合今日死んでも悔いはないという思いで試合に望む、サッカーに人生を賭ける選手だ」

「ブラジルでは貧しくて、ブラジル人なのに一生スタジアムに来れない人が沢山いるんだ。

ブラジル人にとっては悲劇だよ」

「智星わかるかい?ブラジルで俺は試合前に必ずスタジアム全体を見る、この中でいったい何人の人達が一生に一回だけの試合を見にきたんだろうと思うんだ」

「すると全身にアドレナリンが溢れてきて喧嘩した直後みたいに身体が震えてきて鼻の奥がツーンとしてくる、

俺はそのまま試合開始のホイッスルが鳴るのを待つんだ」

「うまくは言えないけれどこれが俺のサッカー人生だ、
智星が本当にサッカーを愛しているならとことんまで
愛してやれ。智星のプレーで全然違う国の人々を熱狂させてあげるんだよ、それは本当に素晴らしい経験なんだよ」