第40回記念山口伝統工芸展 | 萩焼(伝統的工芸品)専門窯元【陶房大桂庵樋口窯】のブログ

萩焼(伝統的工芸品)専門窯元【陶房大桂庵樋口窯】のブログ

山口県萩市にある伝統的工芸品萩焼専門窯元・陶房大桂庵樋口窯のブログです。

●大桂庵(陶房大桂庵樋口窯)とは・・・

山口県萩市で、土のぬくもりの伝わる手作りの萩焼を伝統工芸士認定の作家・樋口大桂が窯元として作陶し、皆様に直接販売しております。

 

●大桂庵の作品は・・・

偽りのない「本物」「正当」の萩焼の和食器・花器・茶道具・置物などを、ご自身でお使いの場合や贈り物としての対応も承っております。

 

●大桂庵でのお買い物は・・・

作品の品質・ネットショップとしての対応など、安心してご来店・お買物いただけます。

 

●ご不明な点がございましたら、大桂庵・樋口までお気軽にご連絡下さい。

電話 0838(22)1447 higuchi@taikeian.net

 

 

 

 

数年前のある日の窯出し後、主人が「こんなの作ってみたんだけどどう思う?」と私の目の前に出したひとつのご飯茶碗


それは深い緑をベースにやや青みがかった淡いモスグリーンのような色合いが重なった何とも言えない色合いで、新しく挑戦している作風を試験的に焼成したものでした。


突然のことで何と返事したらよいかわからず、私は「ふーん!いいんじゃない!」とひと言


国から指定された萩焼の天然の原材料を使い、これまでいろいろな作風にトライしてきた樋口大桂ですが、いつも突然「今回、こういうの作ってみたんだけど」とサンプルを見せられることがほとんどです。(笑)


その中には先輩がされてる作風を自分なりに工夫し作り上げた鉄釉に、鉄釉を改良して作り上げた鉄赤釉


又、わら灰を工夫し作り上げた青釉や淡青釉・透青釉・藍釉などの青系の作風などなど
鉄赤釉は後からいろいろ調べたり美術館の学芸員の方に聞くと「昔の萩焼にもあったんですよ。」と言われびっくりしたことも・・・。


今日から開催される「第40回記念山口伝統工芸展」は、数年前に試験的に作ったご飯茶碗をベースに何度か試験を繰り返し、この度やっと作り上げた3点です。


ぜひ、ご覧いただければ幸いです。


【鉄青釉肩衝広口壺】本体径37cm×高さ38cm


【鉄青釉茶盌】口径13.4cm×高さ9.5cm


【鉄青釉八角組鉢】口径22cm×高さ6.5cm


※樋口大桂は14日午前、当番として会場入りしております。


〇会期-2017年4月13日(木)~4月23日(日) 休館日:4月17日(月)
開館時間:9:00~17:00 (入場は16:30まで)
〇会場-山口県立萩美術館・浦上記念館
〇主催-日本工芸会山口支部・日本工芸会・朝日新聞社・NHK山口放送局・yab山口朝日放送
〇後援-文化庁・山口県・山口県教育委員会・萩市・萩市教育委 員会
〇入場料-一般・学生300円

 

 

 

 

 

 

 

 

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