骨盤傾斜のお話! ストレッチ編 | 横尾太治

骨盤傾斜のお話! ストレッチ編

こんばんは。


長期休暇も終わり、仕事の生活に戻った方も多いと思います。


骨盤が傾斜している場合の骨盤周囲筋群の状態は、悪い場合が多くあります。



「硬い筋はないか?伸びは左右均等か?ストレッチで痛みは出ないか?」

自身で調べてみましょう!!




今回は、「ストレッチで骨盤傾斜の改善」という題材です。

実践に行く前に、ストレッチについて触れておきましょうパー


ストレッチで大切なこと

1.ストレッチする目的の筋に、心地よい伸びを感じること

2.痛みが伴うストレッチは逆効果、気持ち良い範囲で伸ばすこと

3.呼吸は止めづにゆっくり行う、自然に行う

4.最初は伸びたところで止めておくストレッチ。反動をつけて伸ばさない

5.30~60秒間、伸びた位置でキープ

6.目的の筋を伸ばすために正しいフォームで行いましょう




上記6つを念頭に置き取り組みましょうあし


①内転筋群のストレッチ・・・・・一人でやる時も、仰向けに寝て膝を開く。


チェックポイントグー

左右均等に膝は開いているか?(膝が床について◎、図で○、図より狭いと×)

内ももに伸びる感じがあるか?




②中殿筋のストレッチ・・・・・左を伸ばす時、左膝を伸ばして、右膝は曲げる、そして重心を左へ


チェックポイントグー

お尻を横へ出しにくい側はないか?

どちらか偏って、伸びる感じがない?痛い?などないか?

中殿筋の起始部(上側)に伸びる感じはあるか?



③大殿筋のストレッチ・・・・・左を伸ばす時、左足を右足の上に組んで両膝を抱え込む


チェックポイントグー

抱えにくい側はないか?

左右十分に抱えることはできるか?

仙骨付近(起始部)まで伸びるか?




④腸腰筋のストレッチ・・・・・右を伸ばす時、左膝を抱え、右脚を下ろす


チェックポイントグー

左右均等に伸びるか?

鼡径部付近に伸びる感じはあるか?

痛みはないか?





※トレーナー側の評価と取り組み方法

下図の様に左中殿筋が「強く&緊張」している場合。


左中殿筋ストレッチを行うことで、過度に上がった右上りの骨盤帯は下がり水平になります目



下図の様に右内転筋群が「強く&緊張」している場合。


右内転筋群ストレッチを行うことで、過度に下がった左下がりの骨盤帯は上がり水平になります目


☆上記の場合は2つとも筋力が「強くて硬い」時です。

悪い筋は「弱くて硬い」場合もあり、ストレッチのみでは解決しない場合があります耳


次回は、筋力の部分についてです。

乞うご期待チョキ