全国若手市議の会 中国ブロック 研修会
全国若手市議の会 中国ブロックの研修会へ参加するため、
九州ブロックより私を含め4人で広島へ車で行きました。
ここ最近、躍進し続ける中国ブロック。
この日行われた総会でも、メンバーの更なる強い結束を誓い合っております。
さて私達は研修会より参加となり、
広島修道大学 市川太一 教授による、
「議会基本条例について」の講義を受けました。
北海道栗山町議会から始まった議会基本条例制定に倣い、
既に制定した、制定に向けて動いている市町村は増えてきており、
ちょっとしたブームみたいになってますが、
この講義を受け、あらためて必要な条例である事を痛感いたしました。
ここでは三重県伊賀市の条例などを参考にしながら、
議会基本条例の現状・背景や条例の具体的な展開、
評価と課題などを市川教授からわかりやすく説明をいただきました。
中でも印象に残った事は、
<政治倫理 議会議員のあり方>
・行財政改革を理由だけで議員削減すべきではなく、
議会の機能としてどうなのか?考えるべきである。
(湯河原市では定数を第3者機関により提言)
<議会報告会>
・市民が求めるものを明確になるように行う。しかし要望合戦にならないよう気をつける。
・政党理念の違う人々と1つになることは難しい。
<評価>
・議員のあり方、仕事について明確化すべき。
・議会モニター制度(北名古屋市では、議会傍聴・運営に対し、アンケートを取る)
<課題>
議会のチェックを誰がするのか?どうするのか?
など
どこの地方自治体でも財政厳しく、
行財政改革に取り組んでいますが、
こうした中だからこそ、2元代表制の意義が問われ、
議会がしっかりとしたアクセル&ブレーキとして
機能しなければなりません。
そうです。ただの追認機関でしたら、議会は当然要りません。
もちろん我が市議会でも、議会基本条例を見備えた動きを
していましたが、議員不祥事問題が起きてしまい、
議会自体をもう一度点検しようと、
先日5月25日に政治倫理に関する不正防止調査特別委員会を
設置いたしました。
これを機会に議会基本条例制定へ連動させ、
市民へ議会がどのようなものなのか?
議員がどのようなものなのか?
明確に示し、市民へ発信する事で、
信頼回復、自浄作用を持つものだと考えます。
これからが大事なんだと改めて感じました。
その後懇親会。
教授や中国ブロックメンバーと、
車座となり、政治談議で盛り上がり、
懇親を深めました。
もちろん、この日最後は広島風お好み焼き・・・。
本場はやっぱ違うねぇ!!うまい!
さて次の日は、九州メンバーで
呉市の大和ミュージアムへ見学にいきました。
当時世界高峰の技術の結晶である戦艦大和。
しかしその最期はあまりにも残酷でありました。
軍事技術の素晴らしさとは裏腹な戦争の悲劇・・・。
複雑な気がしました。。。
しかし日本の威信として、
今も尚称えられている戦艦大和。
その姿に感動しました。
福岡までの車中では、九州メンバーで
今後の九州ブロックについて語り合い、
約300キロの長い道のりを帰っていきました。
若市議のメンバーに毎回会うたび触発されます。
負けてられない!!