一週間で一番憂鬱なのって、日曜日の夜と月曜日の朝・・・じゃぁありません?
おはよーござでーす。
憂鬱な上に、お寝坊たえちゃんです。
ケイト・スペードとアメブーがコラボして、今年一年、マンスリーでブログデザインを(タダで)提供してくれるようなので、それに乗っかってデザインを変えてみましたー。
ケイト・スペードって、比較的お手頃価格のサマンサ・タバサの出現によって人気を奪われ、存在が薄くなってしまった感アリ。
昔のシンプルなデザインが好みだったんだけどな。
まぁ暫く、このマンスリーデザインを楽しませて頂こうと思います。
相変わらず広告がウザイのがアレですけど・・・
皆さん、週末はいかがお過ごしでしたか~?
たえちゃんは土曜日、4週間ぶりに雪山低山@奥多摩の大岳山を一人ハイクしてきました~。
久しぶりやったので筋肉痛になるかと思ったら・・・ノンノン!
意外にも大丈夫。
今日これから痛みが襲って来ても、あえて報告は致しませんよ(苦笑)
では早速、ハイクレポ行ってみましょ~♪
お付き合いよろしくです。
2月4日(土)立春・ぴーかん&むふー
最初にハイクメモから。
【メンバー】
たえちゃん
【歩行距離】
約8.8km

今回、あいぽんのDIY GPSでログを録ったのですが、山頂に着いた時点で思っていた以上にバッテリが減っていたので、登りでのみ録りました。
予備バッテリもあったけど、それを使うとGPSが狂うというようなことをどこかで見たので、下山時は使用せず。
さすがバッテリの持ちが悪いと評判の4GS!(苦笑)
夏に「5」が出たら乗り換えたい・・・
【ルート:御嶽山駅 ~ 御嶽神社 ~ 奥の院 ~ 鍋割山 ~ 大岳山 ~ ロックガーデン ~ 御嶽神社 ~ 御嶽山駅】
8:12御嶽駅8:40(バス) ~ 8:50滝本駅9:00(ケーブルカー) ~ 9:06御嶽山駅9:30 ~ 9:45御嶽神社10:00 ~ 10:40奥の院 ~ 11:00鍋割山11:10 ~ 11:55大岳山荘12:00 ~ 12:18大岳山13:38 ~ 15:45長尾茶屋15:55 ~ 16:15御嶽山駅16:40(ケーブルカー) ~ 16:47滝本駅17:00(バス)~ 17:05御嶽駅

8:12
御嶽駅着ぅ~。
奥多摩さん、お久しぶりぃ~♪
10月の鷹ノ巣山以来やから、約4ヶ月ぶりになるのかな。
秋の行楽シーズンで混み混み賑やかだった青梅線車内は、ハイクの人がグンと減り、青梅駅を過ぎた辺りからは空き空き・・・
山ガールなんて一人もおらんかったなぁ。
そんでぇ、趣のある御嶽駅舎でございます。

駅舎外の駅名標は左から右読み、改札内の駅名標(ちょっと見にくいかな・・・)は逆読み。
ココから御岳山まで歩くと2時間程かかる・・・
今日は御岳山の向こう、大岳山を目指していた為、そこで時間を喰ってしまうのもなぁと、バスとケーブルカーの楽チンコースを選択。
元気があったら下山時、もしくは(いつになるか分からん)次回のエセ女子山岳・登山部でのハイクを御岳山にして、その時に歩こっかなぁ・・・などと考えながらバスに乗り、ケーブルカーがある「滝本駅」へ。
バス降車場からケーブルカー乗り場までは急な坂道を250mくらい歩くので、良い準備運動になるよ~。

ケーブルカーはペットも乗れるよん。
こういうの良いよね^^

黄色い車両の「日の出」号乗車~。

そうそう、乗車前に駅員さんがカレンダーをくれたのら。
何か嬉しかったな♪
駅員さん達はほんわかした感じ。
滝本駅から御嶽山頂駅までの乗車時間は約6分。
歩くと1時間かかる・・・んよね。
平均勾配22°、最高勾配は25°。
この時期は、鹿や猪が見られるかもとのことで外を眺めていたが現れず。

ケーブルを降車するとすぐ見える眼下の街並み。

御嶽山駅。
「山」の字が、「Mountain Equipment」のマークみたい(笑)

9:30
雪道にそなえてゲイターを着けたり、グダグダして出発~。
思っていたよりさぶくなかったので、歩き始めて10分で暑くなってアウターを脱ぐ・・・のはいつものことやね(苦笑)
まずは20分ほど歩いた所にある、御嶽神社(御嶽山)を目指すー。

御嶽神社麓の集落。
ケーブルカーの駅から歩いて20分もかかるところに集落があるんやなぁ・・・
駅の周りには、何軒かのお土産屋さんと食事ができるお店があるにょ。

登りで通るポイント、奥の院も見えるよ~ん。

集落は、民宿やお土産屋さんがほとんど。
日本で一番標高の高い商店街もあって、観光地化されとります。
白川郷を彷彿とさせる家屋もあったり・・・
ココ東京だよね?!
あ・・・旧馬場邸という有形文化財でしたかー。

9:45
集落内の狭い道、坂道を抜けると御嶽神社・・・正式名称は武蔵御嶽神社。
おいぬ様をお祀りする神社で、日本三大御嶽の一つなのだとか。
だからケーブルカーはペットOKなのかな。
立派な鳥居と随身門よー。
でも階段下に寄せられた雪が凍ってて、手水舎で手を洗おうとしたらツルッとコケそうになったぞ~。

今年はまだ初詣に行っていなかったので、ここでお参り。
本殿では、19(日)に開催される「青梅マラソン」に出場するとおぼしき学生さん達が祈祷してましたわ。
ここ数年、「東京マラソン」がかなーりスポットを浴びているけど、青梅マラソンの方が歴史があるんよね。
東京マラソンは興味ないが、青梅マラソンは出てみたいなぁ。
本殿のココが標高929m、御岳山の山頂なり~。
またゆっくり来よう。

神社から先は除雪がされておらず、いきなり雪道。
お参りを済ませ、朝ご飯のバナナとアミノバイタルをモグり、

アイゼンの出番なり~。
モンベルの6本歯、軽アイゼンよ。

10:00
装備完了。
いざ、奥の院へ!

気持ちの良い林道を歩くよ~。
それにしても人がほとんどおらん・・・
神社の辺りで会った人は5人くらいで、たえちゃんと同ルートで登っていたのは、ずっと前を歩いていたおじさん一人のみ。

時折見えた、遠くの山に萌え~。

祀ってあるお石様にも手を合わせてみる。

これ、ビニールかと思ったら、帯状の氷やった。

鎖場登場。
道幅が狭く、左側は崖なので慎重に歩く・・・
トレースが付いているので、方向音痴のたえちゃんでもスムーズに進めたよ~。

10:40
奥の院着ぅ。
雪の白さで朱赤が生える男具那社。
この裏手に奥の院の山頂道標(1077m)と祠があるようなのだが、今回はスルー。

この祠は奥の院山頂のではないやろな・・・

キレイに植えられている杉を見たり、一人リサイタルをしているうちに

11:00
鍋割山(1084m)到着ー。
鍋割は鍋割でも、たえちゃんが行った丹沢の鍋割山ではないよ~。
ずっと前を歩いていたおじさんが休憩をしていたようで、ココで追い付いた。
豪快なくっさめをされておったわ(笑)

んー、何か怪しいにほひのする三角点・・・

は?

11:10
鍋割山でちょっと休憩をして、一人リサイタルと共にハイク再開~。
ルンラルンラ~♪
後続の人もすれ違う人もいないので、静かな雪道を一人歌いながら進むよ~。
雪って、色んな音を掻き消してしまう感じ・・・
掻き消されないよう、美声を響かせるのだ!

あれが大岳山かな?

ハセツネカップ(日本山岳耐久レース)の55km地点の道標を過ぎると・・・

岩場登場。

雪に覆われているので、岩場ムードはほとんどなし。
時々、ちょこんと顔を出している岩につまずきそうになるので気を付けないとね。

鎖場アゲイン。
歌を歌っていたら・・・
あ・・・
前方からイケ山メン二人組!
今日、初めてすれ違ったお方なのに、たえちゃんってば、またしても首からタオルかけてて、姿も歌もイケてないやん!
どうか迷惑防止条例に触れませんやうに。
お手々の皺と皺を合わせて・・・ナームゥ。

今は閉鎖されている大岳山荘が見えてくると、頂上まであと少し!
荒廃した建屋の奥にキレイな建物があるんやけど、そこは何だろう?
無料のトイレがあるよ~。
頂上にはないから、ココを利用しませう。
ここで、ようやく下山してきた数人の人と会ったかな。

大岳神社の鳥居をくぐると

狛犬さん、こんにちは♪
神社に手を合わせ、ココまで無事に来られたお礼を。

あー、写真だと分かりにくいのだがー、稜線と空の青さがすんごいキレイやったー!

が、頂上直下は少し急な岩場・・・
なので、あと少しが長く感じられるんよねぇ、あー。

12:18
と、げんなりmax間際に頂上着。
1266.4mの大岳山、ぼんじゅーる!
そうやー、大岳山は奥多摩三山の一つやったー。
三山の一山目ゴチ!
奥多摩三大急登も(一応)制覇してるし、三山も制覇せねば。
ひゃ~!
まずは富士山パチリ。
天気良し、風ナシのポカポカ山頂。
人気の山と聞いていた割に、山頂にいたのは15人くらい。
ほとんどが山爺で、女性はカップルの若女子一人と、年配ご夫婦の奥さんが二~三人とたえちゃん。

げんなりlowになった途端、腹減りmax。
写真は後にして、昼ご飯昼ご飯~っと。
今日はケンミンの汁ビーフン。
白湯スープに惹かれたのねん♪

具なしはちと寂しいかなと、キャベツと人参を持って来たのらー。
3年ぶりくらいに包丁を握ったら、切り方が全然分からず、たったこれだけの野菜を切るのに15分もかかったのだ~(苦笑)
冬はこういうのを持ち歩いても、腐る心配がなくて良いよね。

麺を入れ、最後にもやしを入れて完成~!
スープを混ぜ混ぜ。
う、旨い!
やっぱり山って、何を食べても美味しい!

そうそう、たえちゃんのハイクグッズ。
おなじみのLIGHT MY FIREのスポークね。

コーヒーを飲みながら写真タイム~。
ちょっとおじさん、どいてー!

よし。
休憩中、ずっとこんな景色が拝めたよ~。

三角点も撮っておこう。

13:38
ぼんやりしてたらこんな時間・・・
どうりで山頂にいる人が5~6人になってるはずや・・・
急いで下らなくては~。
っつーか、こんなに長時間山頂でのんびりする人っておらんよな(苦笑)
登って来た時より急に感じる山頂直下・・・

なのに~、トレランのお兄さんその1はスイスイ~。
凄いなぁ・・・

トレランのお兄さんその2。

下山は御岳山の名所、ロックガーデンのルートを行くよ~。
またしても人がほとんどおらず、静かすぎる。
途中、この辺りから先はつぼ足の跡しかなく、しかもパウダーだったので、歌いながらすねラッセルをして遊びながら下る。
うりゃうりゃ~。

するとどうでしょう・・・
ロックガーデンに入って程なくすると、綾広の滝が見えて参りました~!
そう、たえちゃんは滝フェチ。
ロックガーデンにある滝を帰りに見たくてこっちから下りて来たの。
綾広の滝はパワースポットのようですが、何も感じない鈍いたえちゃんです、オッス。
滝の両サイドが凍っているのがお分かり頂けるかしら?

滝からのせせらぎは所々こんな風に凍ってるんよ。
ココ東京だよね?!

氷の天然彫刻も見られるよ~。
左の氷は翼みたい。

つらら~もあるよ~。

ロックガーデン(岩石園)ゆーても雪に覆われているので、岩岩してませーん。
何だか雪国にいるような気分・・・
でもココ東京だよね?!

天狗岩登場~。
裏手から岩に登れるのだがー、天狗岩の周りだけ雪がなく、アイゼンを外すのが面倒だったので、岩登りは次回のお楽しみにしておこう~。

天狗岩を過ぎると、またまた滝~♪
七代(ななしろ)の滝よー。
綾広の滝よりこちらの方が大きい。
この日、たえちゃんがココを通りすぎた後、滝行が行われたそうな・・・
夕方なのに?!
死むってば・・・

氷瀑とまではいかぬとも、凍ってるよー。
流れ落ちてるところが口で、凍ってる両側が手、上部のちょんちょんと黒いところが目・・・で、顎が外れたムンクの叫びのように見えたんさー。
あ~、滝が二つも見られてお得気分♪
東京の滝も凍るんやね。
ココから御岳の長尾平まではコースタイム30分やし、楽勝やろ~と思いきや・・・

何ですかこれ?
は?
え?
垂直に近い、延々と続く急登尾根が目の前に現れた・・・
御岳まで600m、これを登れとおっしゃるのですか?
最後にこんな嫌がらせを受けるとはー!!!
はぁ・・・
それでも、道が整備されているのが不幸中の幸いと申しましょうか。
途中でアイゼンを外し、トラバースしながら登る・・・
もうね、出て来るのは文句とヒーヒー二酸化炭素のみ。
たえちゃん的には、レベル奥多摩三大急登ー!
急登を右へ右へ進む・・・
と、まだ先の急登終点付近で、おじさんらしき人がこちらを見とる・・・
15:45
やっとの思いで長尾平着ー!
ひー、着いた・・・
死む・・・
すると、こちらを見ていた
おじさん:『誰が登って来るのかと思ったら、こんなキレイなお姉さんとは驚いた。
お姉さん、キレイな顔してココを登って来たなんてやるね~。
ココは普通、皆下って行くから、登って来る人はほとんどいないんだよ。』
たえちゃん:『(かなりニヤニヤしながら)え・・・そうなんですかー!
だから誰もいなかったんですねぇ・・・
ココ、奥多摩三大急登に入ってもおかしくないですよぅ!』
おじさん:『三大急登ではないけど、御岳山で一番の急登だよ。』
たえちゃん:『はぁ・・・
おじさん、よくココにいらっしゃるんですか?』

おじさん:『よく来るも何も、ココ、おじさんの店。
60年前から営業してて、でも継ぐ人がいなくなっちゃて、おじさんが2年前からやってるんだよ。
今夜さ、「嵐にしやがれ」って日テレの番組におじさんが出るから観てね。』
たえちゃん:『そうだったんですかー。
その番組、観ます!
ツイッターでも告知しておきます!』
おじさん:『ははは~。
そうか、ありがとう。
御岳って良いところでしょ?
また来てね。』
たえちゃん:『また来ます!』

と、このおじさんとこんな会話が繰り広げられたのだー!
この上ないお世辞に浮かれた単純たえちゃん。
で、ツイッターで番宣してみたがー、たえちゃんはフォロワーさんが少ないので効果はなかったでしょう・・・
おじさん、ごめんね。
でもまた来るね。
youtubeに早速、一昨日の「嵐にしやがれ」をアップされている方がいたので埋めておこうー。
13分20秒辺りからおじさんが出てきますー。
ソムリエだったとは驚き・・・
人って、見かけによらんものだよなぁ。

長尾平、長尾茶屋の前には、故長谷川恒男さんの没後20年にあたる昨年10月10日に建立された石碑があります。
最後の急登にヤラレたので、下山時もケーブルカーとバス乗車決定。
これで気が楽~♪ウフ。
ケーブルカーの駅まで、御岳に住んでいるというおじいちゃんと話をしながら歩く。
駅の近くで、
「ケーブルは今行ったばかりだよ!次は30分後の16:40だよ!」
と親切に教えてくれた御岳のおばあちゃん。
ケーブルカーの駅員さんもやけど、御岳の人達ってほんわかしてて優しいなぁ。

16:10
御嶽山駅着~。
ふぅー。
ケーブルまで時間があったので、コーヒーをすする。
寒くなってきたなぁと温度計を見たら、気温0℃。
この日、初めてまともに温度計を見た(苦笑)
日中の山頂は何度だったのだろう・・・
5~6℃はあったような気がするな。

帰りのケーブルは「青空」号。
乗客は、御岳に来た観光客とハイカーが数名・・・
さすがに日が落ちかけているし、ガラガラ。
17:05
御嶽駅着!
17時でもまだうっすら明るくて嬉しい~。

空の青さがだいぶ春めいてきたなぁと感じた立春。
でもあの雪景色や凍った滝・・・は、東京とは思えぬ光景だったよなぁ。
東京だけど、ホントにココは東京?と不思議な感覚にさせてくれる奥多摩は、冬山も面白いっすー!
そして、今日も無事に下山できたことに感謝。
一度もコケなかったし、「キレイなお姉さん」なーんて素敵なお世辞付きの楽しいハイクだったわー。
長々とお付き合いありがとうございました!
さー、いよいよ!
おほほー、うふふーが始まるわよん♪
おはよーござでーす。
憂鬱な上に、お寝坊たえちゃんです。
ケイト・スペードとアメブーがコラボして、今年一年、マンスリーでブログデザインを(タダで)提供してくれるようなので、それに乗っかってデザインを変えてみましたー。
ケイト・スペードって、比較的お手頃価格のサマンサ・タバサの出現によって人気を奪われ、存在が薄くなってしまった感アリ。
昔のシンプルなデザインが好みだったんだけどな。
まぁ暫く、このマンスリーデザインを楽しませて頂こうと思います。
相変わらず広告がウザイのがアレですけど・・・
皆さん、週末はいかがお過ごしでしたか~?
たえちゃんは土曜日、4週間ぶりに雪山低山@奥多摩の大岳山を一人ハイクしてきました~。
久しぶりやったので筋肉痛になるかと思ったら・・・ノンノン!
意外にも大丈夫。
今日これから痛みが襲って来ても、あえて報告は致しませんよ(苦笑)
では早速、ハイクレポ行ってみましょ~♪
お付き合いよろしくです。
2月4日(土)立春・ぴーかん&むふー
最初にハイクメモから。
【メンバー】
たえちゃん
【歩行距離】
約8.8km

今回、あいぽんのDIY GPSでログを録ったのですが、山頂に着いた時点で思っていた以上にバッテリが減っていたので、登りでのみ録りました。
予備バッテリもあったけど、それを使うとGPSが狂うというようなことをどこかで見たので、下山時は使用せず。
さすがバッテリの持ちが悪いと評判の4GS!(苦笑)
夏に「5」が出たら乗り換えたい・・・
【ルート:御嶽山駅 ~ 御嶽神社 ~ 奥の院 ~ 鍋割山 ~ 大岳山 ~ ロックガーデン ~ 御嶽神社 ~ 御嶽山駅】
8:12御嶽駅8:40(バス) ~ 8:50滝本駅9:00(ケーブルカー) ~ 9:06御嶽山駅9:30 ~ 9:45御嶽神社10:00 ~ 10:40奥の院 ~ 11:00鍋割山11:10 ~ 11:55大岳山荘12:00 ~ 12:18大岳山13:38 ~ 15:45長尾茶屋15:55 ~ 16:15御嶽山駅16:40(ケーブルカー) ~ 16:47滝本駅17:00(バス)~ 17:05御嶽駅

8:12
御嶽駅着ぅ~。
奥多摩さん、お久しぶりぃ~♪
10月の鷹ノ巣山以来やから、約4ヶ月ぶりになるのかな。
秋の行楽シーズンで混み混み賑やかだった青梅線車内は、ハイクの人がグンと減り、青梅駅を過ぎた辺りからは空き空き・・・
山ガールなんて一人もおらんかったなぁ。
そんでぇ、趣のある御嶽駅舎でございます。

駅舎外の駅名標は左から右読み、改札内の駅名標(ちょっと見にくいかな・・・)は逆読み。
ココから御岳山まで歩くと2時間程かかる・・・
今日は御岳山の向こう、大岳山を目指していた為、そこで時間を喰ってしまうのもなぁと、バスとケーブルカーの楽チンコースを選択。
元気があったら下山時、もしくは(いつになるか分からん)次回のエセ女子山岳・登山部でのハイクを御岳山にして、その時に歩こっかなぁ・・・などと考えながらバスに乗り、ケーブルカーがある「滝本駅」へ。
バス降車場からケーブルカー乗り場までは急な坂道を250mくらい歩くので、良い準備運動になるよ~。

ケーブルカーはペットも乗れるよん。
こういうの良いよね^^

黄色い車両の「日の出」号乗車~。

そうそう、乗車前に駅員さんがカレンダーをくれたのら。
何か嬉しかったな♪
駅員さん達はほんわかした感じ。
滝本駅から御嶽山頂駅までの乗車時間は約6分。
歩くと1時間かかる・・・んよね。
平均勾配22°、最高勾配は25°。
この時期は、鹿や猪が見られるかもとのことで外を眺めていたが現れず。

ケーブルを降車するとすぐ見える眼下の街並み。

御嶽山駅。
「山」の字が、「Mountain Equipment」のマークみたい(笑)

9:30
雪道にそなえてゲイターを着けたり、グダグダして出発~。
思っていたよりさぶくなかったので、歩き始めて10分で暑くなってアウターを脱ぐ・・・のはいつものことやね(苦笑)
まずは20分ほど歩いた所にある、御嶽神社(御嶽山)を目指すー。

御嶽神社麓の集落。
ケーブルカーの駅から歩いて20分もかかるところに集落があるんやなぁ・・・
駅の周りには、何軒かのお土産屋さんと食事ができるお店があるにょ。

登りで通るポイント、奥の院も見えるよ~ん。

集落は、民宿やお土産屋さんがほとんど。
日本で一番標高の高い商店街もあって、観光地化されとります。
白川郷を彷彿とさせる家屋もあったり・・・
ココ東京だよね?!
あ・・・旧馬場邸という有形文化財でしたかー。

9:45
集落内の狭い道、坂道を抜けると御嶽神社・・・正式名称は武蔵御嶽神社。
おいぬ様をお祀りする神社で、日本三大御嶽の一つなのだとか。
だからケーブルカーはペットOKなのかな。
立派な鳥居と随身門よー。
でも階段下に寄せられた雪が凍ってて、手水舎で手を洗おうとしたらツルッとコケそうになったぞ~。

今年はまだ初詣に行っていなかったので、ここでお参り。
本殿では、19(日)に開催される「青梅マラソン」に出場するとおぼしき学生さん達が祈祷してましたわ。
ここ数年、「東京マラソン」がかなーりスポットを浴びているけど、青梅マラソンの方が歴史があるんよね。
東京マラソンは興味ないが、青梅マラソンは出てみたいなぁ。
本殿のココが標高929m、御岳山の山頂なり~。
またゆっくり来よう。

神社から先は除雪がされておらず、いきなり雪道。
お参りを済ませ、朝ご飯のバナナとアミノバイタルをモグり、

アイゼンの出番なり~。
モンベルの6本歯、軽アイゼンよ。

10:00
装備完了。
いざ、奥の院へ!

気持ちの良い林道を歩くよ~。
それにしても人がほとんどおらん・・・
神社の辺りで会った人は5人くらいで、たえちゃんと同ルートで登っていたのは、ずっと前を歩いていたおじさん一人のみ。

時折見えた、遠くの山に萌え~。

祀ってあるお石様にも手を合わせてみる。

これ、ビニールかと思ったら、帯状の氷やった。

鎖場登場。
道幅が狭く、左側は崖なので慎重に歩く・・・
トレースが付いているので、方向音痴のたえちゃんでもスムーズに進めたよ~。

10:40
奥の院着ぅ。
雪の白さで朱赤が生える男具那社。
この裏手に奥の院の山頂道標(1077m)と祠があるようなのだが、今回はスルー。

この祠は奥の院山頂のではないやろな・・・

キレイに植えられている杉を見たり、一人リサイタルをしているうちに

11:00
鍋割山(1084m)到着ー。
鍋割は鍋割でも、たえちゃんが行った丹沢の鍋割山ではないよ~。
ずっと前を歩いていたおじさんが休憩をしていたようで、ココで追い付いた。
豪快なくっさめをされておったわ(笑)

んー、何か怪しいにほひのする三角点・・・

は?

11:10
鍋割山でちょっと休憩をして、一人リサイタルと共にハイク再開~。
ルンラルンラ~♪
後続の人もすれ違う人もいないので、静かな雪道を一人歌いながら進むよ~。
雪って、色んな音を掻き消してしまう感じ・・・
掻き消されないよう、美声を響かせるのだ!

あれが大岳山かな?

ハセツネカップ(日本山岳耐久レース)の55km地点の道標を過ぎると・・・

岩場登場。

雪に覆われているので、岩場ムードはほとんどなし。
時々、ちょこんと顔を出している岩につまずきそうになるので気を付けないとね。

鎖場アゲイン。
歌を歌っていたら・・・
あ・・・
前方からイケ山メン二人組!
今日、初めてすれ違ったお方なのに、たえちゃんってば、またしても首からタオルかけてて、姿も歌もイケてないやん!
どうか迷惑防止条例に触れませんやうに。
お手々の皺と皺を合わせて・・・ナームゥ。

今は閉鎖されている大岳山荘が見えてくると、頂上まであと少し!
荒廃した建屋の奥にキレイな建物があるんやけど、そこは何だろう?
無料のトイレがあるよ~。
頂上にはないから、ココを利用しませう。
ここで、ようやく下山してきた数人の人と会ったかな。

大岳神社の鳥居をくぐると

狛犬さん、こんにちは♪
神社に手を合わせ、ココまで無事に来られたお礼を。

あー、写真だと分かりにくいのだがー、稜線と空の青さがすんごいキレイやったー!

が、頂上直下は少し急な岩場・・・
なので、あと少しが長く感じられるんよねぇ、あー。

12:18
と、げんなりmax間際に頂上着。
1266.4mの大岳山、ぼんじゅーる!
そうやー、大岳山は奥多摩三山の一つやったー。
三山の一山目ゴチ!
奥多摩三大急登も(一応)制覇してるし、三山も制覇せねば。
ひゃ~!
まずは富士山パチリ。
天気良し、風ナシのポカポカ山頂。
人気の山と聞いていた割に、山頂にいたのは15人くらい。
ほとんどが山爺で、女性はカップルの若女子一人と、年配ご夫婦の奥さんが二~三人とたえちゃん。

げんなりlowになった途端、腹減りmax。
写真は後にして、昼ご飯昼ご飯~っと。
今日はケンミンの汁ビーフン。
白湯スープに惹かれたのねん♪

具なしはちと寂しいかなと、キャベツと人参を持って来たのらー。
3年ぶりくらいに包丁を握ったら、切り方が全然分からず、たったこれだけの野菜を切るのに15分もかかったのだ~(苦笑)
冬はこういうのを持ち歩いても、腐る心配がなくて良いよね。

麺を入れ、最後にもやしを入れて完成~!
スープを混ぜ混ぜ。
う、旨い!
やっぱり山って、何を食べても美味しい!

そうそう、たえちゃんのハイクグッズ。
おなじみのLIGHT MY FIREのスポークね。

コーヒーを飲みながら写真タイム~。
ちょっとおじさん、どいてー!

よし。
休憩中、ずっとこんな景色が拝めたよ~。

三角点も撮っておこう。

13:38
ぼんやりしてたらこんな時間・・・
どうりで山頂にいる人が5~6人になってるはずや・・・
急いで下らなくては~。
っつーか、こんなに長時間山頂でのんびりする人っておらんよな(苦笑)
登って来た時より急に感じる山頂直下・・・

なのに~、トレランのお兄さんその1はスイスイ~。
凄いなぁ・・・

トレランのお兄さんその2。

下山は御岳山の名所、ロックガーデンのルートを行くよ~。
またしても人がほとんどおらず、静かすぎる。
途中、この辺りから先はつぼ足の跡しかなく、しかもパウダーだったので、歌いながらすねラッセルをして遊びながら下る。
うりゃうりゃ~。

するとどうでしょう・・・
ロックガーデンに入って程なくすると、綾広の滝が見えて参りました~!
そう、たえちゃんは滝フェチ。
ロックガーデンにある滝を帰りに見たくてこっちから下りて来たの。
綾広の滝はパワースポットのようですが、何も感じない鈍いたえちゃんです、オッス。
滝の両サイドが凍っているのがお分かり頂けるかしら?

滝からのせせらぎは所々こんな風に凍ってるんよ。
ココ東京だよね?!

氷の天然彫刻も見られるよ~。
左の氷は翼みたい。

つらら~もあるよ~。

ロックガーデン(岩石園)ゆーても雪に覆われているので、岩岩してませーん。
何だか雪国にいるような気分・・・
でもココ東京だよね?!

天狗岩登場~。
裏手から岩に登れるのだがー、天狗岩の周りだけ雪がなく、アイゼンを外すのが面倒だったので、岩登りは次回のお楽しみにしておこう~。

天狗岩を過ぎると、またまた滝~♪
七代(ななしろ)の滝よー。
綾広の滝よりこちらの方が大きい。
この日、たえちゃんがココを通りすぎた後、滝行が行われたそうな・・・
夕方なのに?!
死むってば・・・

氷瀑とまではいかぬとも、凍ってるよー。
流れ落ちてるところが口で、凍ってる両側が手、上部のちょんちょんと黒いところが目・・・で、顎が外れたムンクの叫びのように見えたんさー。
あ~、滝が二つも見られてお得気分♪
東京の滝も凍るんやね。
ココから御岳の長尾平まではコースタイム30分やし、楽勝やろ~と思いきや・・・

何ですかこれ?
は?
え?
垂直に近い、延々と続く急登尾根が目の前に現れた・・・
御岳まで600m、これを登れとおっしゃるのですか?
最後にこんな嫌がらせを受けるとはー!!!
はぁ・・・
それでも、道が整備されているのが不幸中の幸いと申しましょうか。
途中でアイゼンを外し、トラバースしながら登る・・・
もうね、出て来るのは文句とヒーヒー二酸化炭素のみ。
たえちゃん的には、レベル奥多摩三大急登ー!
急登を右へ右へ進む・・・
と、まだ先の急登終点付近で、おじさんらしき人がこちらを見とる・・・
15:45
やっとの思いで長尾平着ー!
ひー、着いた・・・
死む・・・
すると、こちらを見ていた
おじさん:『誰が登って来るのかと思ったら、こんなキレイなお姉さんとは驚いた。
お姉さん、キレイな顔してココを登って来たなんてやるね~。
ココは普通、皆下って行くから、登って来る人はほとんどいないんだよ。』
たえちゃん:『(かなりニヤニヤしながら)え・・・そうなんですかー!
だから誰もいなかったんですねぇ・・・
ココ、奥多摩三大急登に入ってもおかしくないですよぅ!』
おじさん:『三大急登ではないけど、御岳山で一番の急登だよ。』
たえちゃん:『はぁ・・・
おじさん、よくココにいらっしゃるんですか?』

おじさん:『よく来るも何も、ココ、おじさんの店。
60年前から営業してて、でも継ぐ人がいなくなっちゃて、おじさんが2年前からやってるんだよ。
今夜さ、「嵐にしやがれ」って日テレの番組におじさんが出るから観てね。』
たえちゃん:『そうだったんですかー。
その番組、観ます!
ツイッターでも告知しておきます!』
おじさん:『ははは~。
そうか、ありがとう。
御岳って良いところでしょ?
また来てね。』
たえちゃん:『また来ます!』

と、このおじさんとこんな会話が繰り広げられたのだー!
この上ないお世辞に浮かれた単純たえちゃん。
で、ツイッターで番宣してみたがー、たえちゃんはフォロワーさんが少ないので効果はなかったでしょう・・・
おじさん、ごめんね。
でもまた来るね。
youtubeに早速、一昨日の「嵐にしやがれ」をアップされている方がいたので埋めておこうー。
13分20秒辺りからおじさんが出てきますー。
ソムリエだったとは驚き・・・
人って、見かけによらんものだよなぁ。

長尾平、長尾茶屋の前には、故長谷川恒男さんの没後20年にあたる昨年10月10日に建立された石碑があります。
最後の急登にヤラレたので、下山時もケーブルカーとバス乗車決定。
これで気が楽~♪ウフ。
ケーブルカーの駅まで、御岳に住んでいるというおじいちゃんと話をしながら歩く。
駅の近くで、
「ケーブルは今行ったばかりだよ!次は30分後の16:40だよ!」
と親切に教えてくれた御岳のおばあちゃん。
ケーブルカーの駅員さんもやけど、御岳の人達ってほんわかしてて優しいなぁ。

16:10
御嶽山駅着~。
ふぅー。
ケーブルまで時間があったので、コーヒーをすする。
寒くなってきたなぁと温度計を見たら、気温0℃。
この日、初めてまともに温度計を見た(苦笑)
日中の山頂は何度だったのだろう・・・
5~6℃はあったような気がするな。

帰りのケーブルは「青空」号。
乗客は、御岳に来た観光客とハイカーが数名・・・
さすがに日が落ちかけているし、ガラガラ。
17:05
御嶽駅着!
17時でもまだうっすら明るくて嬉しい~。

空の青さがだいぶ春めいてきたなぁと感じた立春。
でもあの雪景色や凍った滝・・・は、東京とは思えぬ光景だったよなぁ。
東京だけど、ホントにココは東京?と不思議な感覚にさせてくれる奥多摩は、冬山も面白いっすー!
そして、今日も無事に下山できたことに感謝。
一度もコケなかったし、「キレイなお姉さん」なーんて素敵なお世辞付きの楽しいハイクだったわー。
長々とお付き合いありがとうございました!
さー、いよいよ!
おほほー、うふふーが始まるわよん♪