兵庫県弁護士会副会長就任のお知らせ | Singer-Song-Lawyer とは私のことだ

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誠に,実に誠に遅ればせながらであるが,本年4月1日付で兵庫県弁護士会副会長に就任した。
就任に至る経緯は,実は大人の事情(但し,子供じみたという前置きが附く)があったのであるが,今となってはどうでもよい。
私にとって,実に久しぶりに,「何か新しいことが始まる」4月であった。
この仕事をしていると,別に転勤や異動があるわけでもなく,採用が4月に限られるわけでもない。
4月というと,世の中の新年度の高揚感や慌ただしさに対して,自分の身辺には何も起こらないのが常であったが,今年の4月は自分の身辺にもしっかり変化が生じた。

副会長というのは,会長を補佐する役目であると,会則に定められている。
となると,会長がどんな人であるかがポイントになる。

いちばんいいのは,4月26日朝日新聞の兵庫県版をご覧いただきたい。
会長のインタビュー記事が大きく載っている(ネットでは見つからない・・・)。

朝日新聞の見出しに「司法制度改革は失敗だ」と載るんだから,時代は変わったもんだ。
私が弁護士登録をしたころ,バスに乗り遅れるなという掛け声のもと,司法改革という「なんかよく分からんが素晴らしいもの」というものにみんなで賛成しようという雰囲気があった。
そうした中,いち早く「司法改革」の欺瞞や弊害を見抜き,一貫して警鐘を鳴らし続けてこられたのが,武本新会長であった。
私は以前から個人的に親しくさせていただいており,その姿勢や考え方に賛同するところ大であったが,武本弁護士が会長になるときに,自分が副会長になろうとは夢にも思っていなかった。

一部では,神戸のジャンヌダルクと呼ばれ,ジャンヌと呼称されている。ジャンヌの名付けは,あの津久井弁護士によるものだというのが定説である。
その純粋さは確かにジャンヌなのであろうが,いくらなんでも19歳という設定は無理があろう(笑)
私は個人的には,ジャンヌというよりはスーチーだと思う。自らの信念のもとに思想信条を貫き通し,不遇な日々もあったけれども,日の目を見たというわけだ。

おっと,自分の副会長就任の挨拶であった。
というわけで,ジャンヌと4人の騎士の一人になったわけなので,ジャンヌのサポートにしっかり努めるとともに,副会長になったことで新たに見えてきたいろんなことをレポートしてゆきたい。