国連報告者(ジョセフ・ケナタッチ氏)による、日本の共謀罪法案への懸念が表明されたが、菅某からの反論は、ケナタッチ氏も指摘するように、感情的で論理性を欠いた代物。

 

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戦前、国際連盟を脱退した時も、記事の中にあるように、日本は木を見て森を見ずの対応。その結果がどうなったかは改めて言うまでもないだろう。

 

戦後を見ても、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏(「日本 権力構造の謎」をはじめ、日本に関する多くの著書あり)の日本に対する正鵠を得た批判に対し、日本人側からの反論は、今回の菅某のように、感情的なものに終始していた(霍見芳浩氏が著書「脱日本のすすめ 米韓連合を破る戦略」の中で指摘)。

それに対するウォルフレン氏からの反論「悔しかったら、英語で、外国のメディアが取り上げるような意見を表明されてはいかがか」。

 

菅某や安倍某はいつまでこんな内弁慶を通すつもりか?それによって、日本の立場が確実に悪くなり、世界中で活動している日本人が足を引っ張られることになる。