今日の同時通訳、初っ端から波乱。
運悪く私がトップバッター(同時通訳なので3人のチーム)。
基調講演の原稿がようやく当日、英語で届いた。講演者(日本人)は日本語で行うことを、そして、通訳者はそれに合わせて英語の原稿を読み合わせることを、通訳エージェントの担当者立ち会いの上で主催者とも確認。
ところが、その講演者、いきなり英語で基調講演を始めるではないか。あわててこちらも日本語に切り替えたが、訳しきれなかったところもあり、悔しい思いが残る。こちらの落ち度でないとは言え。

それに、今日のシンポジウム、全体的に内容を詰め込み過ぎの上、内容の重複も多かった。その分、かなりかけ足になってしまい、通訳者もそれに振り回された感じ。
こういうときこそ、気持ちの切り替えが大切。

救いだったのは、他の2人の通訳者がいずれも協力的だったこと(数字や固有名詞のメモ取り等)。おかげで、少なくとも通訳者間の連携は取れた感じ。