今日のボクシング(世界フライ級戦)、亀田次男(大毅)が勝つには勝ったが、前途多難。王者もクリンチやホールドが多く、褒められたものではなかった。はっきり言って凡戦。同じ世界王者でも、長谷川穂積や西岡利晃とは雲泥の差。
TBSが亀田兄弟をいまだ大々的に扱う理由は、かつて具志堅用高氏(元世界ライトフライ級王者、13回防衛)の世界戦を独占中継していた「うまみ」を忘れられないことでは、と感じる。
このように、成功体験を忘れられない、ということは、個人、企業を問わず、よく見られること。過去と現在とは違う、という当たり前のことを認識しなければ、と改めて思う。