段階分け | 【実録】ネコ裁判  「ネコが訴えられました。」

段階分け

浦野さん   「まずですね。こういうことになりますね…。」(以下箇条書き)

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1.シロクロのネコの所有者ではない事を争う。


   ネコの所有者でない事が証明できれば、この時点で終わりである。

   多分、ここでカタがつくとワタシは思っている。


2.車の傷が「シロクロのネコがつけた」かどうかで争う。


   この段階に来たら「シロクロはウチのネコ」と言う事になってしまうわけであるが

   万が一、そうなったとしても車全体に対する傷の割合を争うらしい。

   免責率の問題だ。

   浦野さんの話では「ネコは車の上で寝ているが、傷をつけた証拠にはならない」らしい。


3.原告の責任を争う。


   まず駐車場を借りる際に近隣の状況の確認を怠っている。

   車にネコが乗らない様に自己防御策を講じたかどうかである。

   被害が有るにも拘らず、何もしないのも問題らしい。



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浦野さん   「おおまかに分けるとこんなかんじですね。ま。賠償責任が発生することには

          ならないと思いますよ。」


楽観的な結論である。

ワタシ的には当然と言えば当然なのであるが

                                段階わけ イラスト: