十日夜


10月30日の渋谷はすごかったですね

そう ハロウィンの仮装で町中がいっぱいになりました

仮装も楽しいですがその意味を知ったら更に楽しめると思います


実は日本にだって同じような行事があるんですよ


「十日夜」とうかんやと読みます

収穫祭です

「かかしあげ」の行事が行われます

農繁期に山から下りてきてくださった田の神様が

収穫を見届けて山にお帰りになる

それを実りに感謝してお見送りする行事なのです

子どもたちもこの日ばかりは夜まで外に出て

行事に参加できる嬉しい日ですよね

稲を刈りとった後の藁で太い藁筒を作り

その藁筒で大地を「どんどん」と音を立てて歩き回り

家々を訪ね「亥の子餅くれ」といって歩くのです

ハロウィンとそっくりだとは思いませんか

カンナプロジェクトをする前は

古くから伝わる昔話や行事などを調べていましたので

この「十日夜」とハロウィンの類似性をお伝えしてきました

ハロウィンの変装と案山子

「いのこ餅くれ〜」と「お菓子くれ〜」

藁筒でどんどん  おどかしちゃうぞ〜

収穫祭のお祭りにですね

洋の東西を問わず人間のすることの本質は

そうそうは変わらないものだと思うのです

日本の行事にも興味を持つと面白いと思いませんか?


先日カンナの講演をのご依頼をいただいた須坂の小学生の作った案山子たちです


以前はこの辺りでも「十日夜」なさっていたとお聞きしましたが

「最近はあまり聞かないな」とおっしゃっていました

復活させて渋谷以上のイベントを来年は企画致しましょう^^;;

東京からも参加を募り子どもたちを連れて行きたいですハロウィン
 

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