初夢２０１４ ながきよのとおのねむりの・・・・・

今夜見る夢が初夢です




良い夢を見るおまじないをひとつ（笑）

宝船の絵に以下を書いて枕の下に入れて寝ます

「なかきよのとおのねふりのみなめざめなみのりふねのおとのよきかな」


気づかれましたでしょうか

上から読んでも下からよんでも・・・です

回文ですね

怪文ではありません　回文です（笑）

「宝船」という縁起の良い長唄の曲の一部にあることばです

日舞でもよく舞う曲です

私も舞いました

七福神が登場してとても縁起のよい舞です


このおまじないの風習は室町時代にさかのぼることができます

万が一悪い夢を見たおりには川に流したのだそうです




庶民の文化は江戸時代

初夢占いが流行ったのも江戸

ちなみに　よい夢の代表は

１富士２鷹３なすび４扇５たばこ６座頭

色々な説はありますが

江戸時代の風習であるならば

やはり徳川家康に因んだ説でしょうか・・・

富士山　鷹狩り　初物のなすを徳川家康が好んだ

という説はいかがでしょうか


富士は日本一の山
鷹は賢くて強い鳥
なすは事を「成す」
扇は末広がり
煙草の煙は上にあがる
座頭は毛がないから怪我がない


こんな解説でいかがでしょうか

おあとがよろしいようで・・・・



さてさてみなさまの今夜の夢は





一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミーhttp://tachibanaryu.net/


一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
　

橘　凛保（Riho Tachibana）