ちょうど10年前の今日(7月2日) | たくしょーの裏ブログ。

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卓球インストラクター,パフォーマー卓将(Tacshow)のアメブロ

たくしょーの卓球スタジオ日記♪ -100702_0227~01.jpg

ちょうど10年前の7月2日午前1時過ぎ、千葉県木更津市で交通事故に遭い、ノーブレーキの飲酒運転の乗用車に跳ねられ、跳ね飛ばされ倒れた所にバックしてきたその車に右手を轢かれました。

救急搬送された病院では右手薬指が粉砕骨折、圧迫による血管の損傷などにより、切断手術になると診断され、都内の大学病院に即転院し度重なる手術、入院、リハビリを繰り返し、奇跡的に切断はせずに済むも右手中指と薬指には後遺障害が残りました。

交通事故被害以外にも尺骨神経辺りの障害や、信号器材を退職するキッカケとなった胸郭出口症候群の症状などで卓球はもう諦めてと何度も宣告されながらも、今こうしてインストラクターを続けられてる事自体が奇跡的な事だし、幸せな事です。

いまでも右手は障害が残っていますし、もちろん痛みもあります。

5回も6回も手術して、その都度激痛を伴うリハビリを繰り返し、それでも回復せずに最後は関節を無くす(潰れた関節を一本の骨にする)手術を受けて、今は第二関節の位置が60度で固定されています。

なぜ60度かというと、ペンもシェークもギリギリ持てる曲がり具合が60度だったので、主治医と話し合って決めました。

交通事故被害に遭う前はペンホルダーなんて出来なかったのに、復帰後からはむしろ加速的にペンもシェークもスキルアップ出来ました。

何度か書いた事がありますが、その事故は、交通事故の怪我人を救助、介抱中に起こりました。
僕を跳ねた時、意識無く横たわっていた怪我人を轢いて、前の事故車に突っ込み停止しました。

僕が介抱していた怪我人の方はその2台目の車に轢かれた際に即死だったそうです。幼い子供が2人いる、30代の男性でした。

後悔も沢山ありますし、俺も死にたかったと何度も思いました。

毎年この日が来ると、色々と思い出すし、考えます。
一年間で一番センチメンタルな気持ちになります。でも忘れてはいけない、ずっと背負って生きていくべきだと思ってます。

感謝の気持ちを持って、日々を大切に頑張ります。