「ドリコムビジネスプランコンテストインターン2005年 決勝」

http://www.drecom.co.jp/press/2005.12.14


12月17日にドリコムさんがやっているビジネスプランコンテストの決勝で発表します。


Web2.0について学んだことをアウトプットする場として参加しています。観覧自由だそうですよ。


観覧自由ってサイト見るまで知りませんでした。まずい。聞いてない。緊張してきた。


審査員の方はネットエイジの西川社長や、グリーの田中社長、ドリコム内藤社長。学生の発表になんか興味ないけど、ネット企業の社長さんには興味あるって方も是非。


ちなみに、地域ポータルサイトプランのプレゼンターが僕です。


13時30分開場。詳細はこんな感じ。

【会場】恵比寿スパジオ   
東京都渋谷区恵比寿南2-20-7
http://www.cassina-ixc.jp/frame.html
※上記より 「Event Space」 ⇒ 「spazio2」 で表示されます。

【交通】JR(山手線・埼京線)/ 東京メトロ日比谷線 恵比寿駅

西口より徒歩5分。駒沢通りを代官山方面へ直進、恵比寿南交差点を左折、
恵比寿南一交差点(左にショップ"indio")に来たら右折。
最初の交差点左手にあり カッシーナ・イクスシー本社地下

以下、中学生日記的な駄文。


夏にWeb2.0と出会い、9月の終わりにオライリーの論文に出会って、10月のはじめに梅田望夫さんの記事に刺激を受けて、10月中をかけて悶々と考えたり、英文を訳したり、11月からは外へ目を向け、ドリコムさんとビジネスプランコンテストと出会い、MBAコースの友人の得がたい協力をもらい、先週、予選を突破することができました。色々な縁が僕を運んでくれました。決勝の発表は、夏以降の研究活動(そんなたいそうなもんじゃないけど)のひとつのゴールとして考えています。


サークル以外に打ち込めるものが見つからず、留年して、就職活動も失敗して2留決定して、「ニート!!やべぇこのままじゃニート!!」とか言っていた僕がやっと見つけた打ち込めるものはインターネットでした。もともとインターネットは大好きだったので、再発見というべきなのかもしれません。「はてなブックマークおもすれー」「グーグルマップすげー」「RSS便利だー」とインターネットの新しさに、ワクワクさせてくれたのがWeb2.0でした。なんか"○○2.0"ってダサい言葉になりつつありますが。


「勉強すっか」とオライリーの論文をひらき、5ページ(たぶん紙にしたらもっと多い)におよぶ英文に「だめぽ」とニート根性まっしぐらで諦めていたところ、僕を後押ししてくれたのは梅田望夫さんの「Web 2.0時代を生きる英語嫌いの若い人たちへの英語勉強法」http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20051009/p1 という記事でした。一月ほど色々と考えて、ネットで調べているだけじゃダメだなと思い、実際にネット企業で働いている人たちに会いに行こうと思い、RTC勉強会やトリガーに参加しました。


外へ出て行ったなかで、一番大きな出会いはドリコムさんとの出会いでした。10月の終わりごろ(だったかな?)サークルの同期で、システムの仕事をしている奴が、「社内ブログのセミナーに参加してきたけど、ドリコムって会社が面白かった」と教えてくれました。ドリコムってどんな会社だろ?と調べてみたら、ブログオブザイヤー2003とかやってた会社でした。


実はブログが好きじゃなかった(過去ログ調べるのめんどい。みんな同じに見える。)のと、ブログは結局お遊びだと思っていたので、「社内ブログって何だよ。プッ」とか思いながらドリコムのページを見ていると、インターン募集とありました。ニート根性から脱却し、アクティブさを獲得(もともとわりとアクティブな子でした…)しつつあった僕はとりあえずエントリーしてみました。


今は、社内ブログ(ってかグループブログ?)みたいなのはすごく面白いと思ってます。SNSとどう違うんだろ?たいして違いないかも、とか思っていますが。


で、赤羽橋と間違えて行った赤羽で「大江戸線の赤羽橋駅ってどこっすか?」「ここじゃねーよばーかw」みたいなトラブルもありつつ行ったドリコム現場研修1日目、ドリコムCMSの説明をうけて「おもすれー」と思い、なんとなくドリコムの虜に。


最近は、ドリコムCMSとwikiがどう違うのか悩み中。たいして違いがないかもしれません。どっちもCMSツールだし。


話はそれますが、ドリコムブログオフィスとSNS、ドリコムCMSとwikiなど、違う方向性を向いて開発された、色んなソフトウェアがインターネットでつながって、コミュニケーションツール化することで、Web2.0が行き行きて最後に登場するものは、似たりよったりのものになるんじゃないでしょうか。


Web2.0な世界で、ビジネス的には、ソフトウェアがサービス化する一方、機能的にはコミュニケーションツールになっていくような。んで、ソフトウェアの評価軸は機能という軸から、いかに簡単に、面白く、コミュニケーションをはかれるか?って方向に変わっていくんじゃないかなとか。フリーウェアや広告モデルの登場で、価格はソフトウェアの評価軸になんなくなったし。(この辺りの妄想、そのうちまとめてみます)


ドリコムの現場研修ですが、某企業の社長さんのところへ営業同行へ行かせてもらったり、わりとやりたいことやらせてもらえるオフィスの自由な雰囲気に「ベンチャーいいね」とか感化されました。


「この会社は絶対に成長する」と自信満々に言う営業の社員さんや、「Web2.0わけわかんないっす」という僕の話に耳をかたむけてくれたプロマネさんや、「ファイナンスばっかり見るVCってよくないよね」と、僕もまったく同じこと思ってるんですが、そういう話をしてくれるシリコンバレー帰りの企画屋さん。飲み行ったら、正面に社長さんがいてメタクソ緊張したり、ドリコムでは本当に多くの刺激をもらいました。


「Web2.0が~」とか言ってもぽかーんとされる文系専門大学(しかもITゼミなの)という環境と違い、普通にウェブ2.0って何なんでしょうね?とか話できる機会にもめぐりあえて、なんだか嬉しかったり。


現場研修が終わり、「ビジコンあるよ」というので、軽い気持ちで参加してみることに。携帯向けに飲食店情報をRSSで配信とか、フォークソノミーを使った物販サイトとか、CMSをつかったポータルサイトとか、ぼんやりアイディアを持っていて、ビジコン参加しますよとグリーに書いてみたら、MBAコース行ってる友人が一緒にやろうよ。と申し出てくれました。


商学部でビジネス学んでいるのに、たいして勉強していなかった僕は事業計画の立てかたなんて知らないわけです。そこにMBA行ってる友人の参加は本当に得がたい協力でした。ビジコン期間中、修士論文が忙しいにもかかわらず、ウチに何度も足を運んでくれて、事業計画のフレームワークと、事業運営についてのデータを持ってきてくれました。


インターネットのビジネスやweb2.0について調べてアイディア出しするのが僕、MBAっぽくフレームワークに落とし込む友人。って感じで、事業計画を考えるには、理想的な役割分担ができたと思っています。


友人と二人であーでもない、こーでもないと、結局地域ポータル事業のアイディアをひりだし、クレイグリストなんか参考にしながらビジネスアイディア出して、友人に分析してもらい。予選の前日にはサークルで飲んだ後に合宿みたいなことして。前日まであたふたしたこの前の日曜日、予選突破しました。


このままじゃ、ニート!!って感じだった僕が打ち込むことを見つけられて、ちょっぴり評価(予選突破)してもらえたのは、ひとえに、色々な人や記事やネットサービスとの出会いと、縁と、そして友人と、そういう得がたい宝物に巡りあえたからだと思っています。


ブログ・SNSを通じた僕の出会いと成長(たぶん)はそれ自体がWeb2.0っぽいなと思うのです。この巡りあいをあたえてくれたWeb2.0(笑)と、出会った多くのひと・会社、サポートしてくれた友人に感謝し、決勝ではさらに良いプレゼンをしたいと思っています。全力で頑張ってみます。