ベルナルドの学校を救う
僕のウガンダ人の友人・ベルナルドの学校を救うイベントを開催します。
ベルナルドとは2年前に出張でウガンダを訪問した際に初めて会いました。
彼はお父さんが創設した学校を引き継ぎ、エイズ孤児、障害を持った恵まれない子どもたちを、
国中から引きうけ、生活と教育の場をあたえています。
現在彼の学校には500人を超す子どもたちがいます。
最初に彼の学校を訪れた2年前は、資金や食料が減りつつありながらも、
子どもたちは給食を食べて授業を受けていました。
1年後の今年7月に再び訪問した際には、食料は底をつき、資金もゼロと、状況は悪化。
学校で子どもたちに会った際の第一声が、「おなかが空いたよー」でした。
一日に三回であった食事が、今ではお昼の一回だけに。
そのお昼も、豆がちょろっと入っただけの白湯に近いスープ、
あまりに中身がないので、お皿の底が透けて見えてしまってました
子どもたちは空腹感を紛らわすために、日中の授業時間も校庭でサッカーを・・・
あまりの急激な変化に衝撃を受けつつも、どうにもできない歯がゆさ
その時は持ち歩いていた現金だけを、なんとか残して帰国しました
そして、今年の9月にNYに出張した際、偶然にもタイミングが会いベルナルドと再会
彼は最後の望みを託して、米国に寄付集めに来ているところでした
しかし、金融危機による米国経済の落ち込みは、予想以上に厳しい現実を彼につきつけ、
僕と再会した時点は、ただの1セントも確保できていませんでした
マンハッタンで夕食をともにしたときには、彼はあまりの現実の厳しさに打ちひしがれていました。
常に明るく前向きであるベルナルドが、初めて弱音をはくのを聞きました
しかし、僕個人でしてあげられることは、彼がウガンダに残してきた航空運賃の借金分を負担してあげることのみ
もっと自分に資金があればと悩んでいたところに、さらに、学校の水道が先日、料金滞納で止められてしまったんです
子どもたちは学校の近くの川に水を飲みに行っているとのこと
食事が十分に取れなく、体力が落ちている子どもたちが、川の水を飲めば、深刻な下痢などの病気になるのは容易に想像がつきます
なんとか、水と食事だけは確保してあげねば
そんな想いを共有してくれた仲間、社会人5人がベルナルドのために立ち上がってくれました
わずか二週間前に結成したばかりですが、休日と寝る間をおしんで、素敵なサイトを作ってくださいました。
そして、緊急の寄付集めのためのイベントを、来週18日(水)に東京ミッドタウンで開催します。
一人でも多くの方に参加いただけるとうれしいです。