「浮嶋神社」 宮城県多賀城市 | 食べ太郎のてくてく散歩道

「浮嶋神社」 宮城県多賀城市


食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社


皆さん、こんばんは。


さて、東北本線「国府多賀城駅」から、てくてくと歩きながら

今野家住宅多賀城廃寺跡多賀神社 と見て回り、

前回は浮嶋神社の狛犬をご紹介した訳ですが、今回はその浮嶋神社をお届け食べ太郎ノーマル


今度は一度、国府多賀城駅に戻り反対側に出ます。

そしててくてく歩いていくと…ぽつんと丘が見えてきます走る人

食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社


さあ、この丘の上に浮嶋神社がある訳ですね。


ちょいと見切れていますがあせる

画像の鳥居の左下にある石碑は奈良時代の歌人、山口女王(やまぐちのおおきみ)の歌碑。


「塩竃のまへにうきたる浮島のうきて思ひのある世なりけり」



また、この地には松雄芭蕉も奥の細道の旅で立ち寄ったと伝えられいます。

食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社


さあ、狛犬さんが見えてきました!ヾ(@^▽^@)ノ

狛犬さんは前回の記事をどうぞ下

狛犬 -浮嶋神社(宮城県多賀城市)-

食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社

こちら本殿です。


御際神は奥塩老翁神と奥塩老女神です。


これ読み方が分からない( ̄Д ̄;;

マジで調べても出てこないんですよ~あせる


検索しても出てくるのは浮嶋神社に関する記述だけ。

読み方はもちろん、この神に関する情報は何も出てこない…汗



食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社


あるサイトさんでは奥塩老翁神とは

塩土老翁神(シオツチノオジ)の事ではないかと推測しています。


塩土老翁神は塩釜(鹽竈)神社で主祭神とされている神で

海の神、そして製塩の神として知られた神様です。


また、この浮嶋神社は塩釜神社の社史によると

塩釜神社十四末社の一つともされています。


なので何がしかの関係はあるのでしょうが、はっきりとは分かりません。


分からないとこがまた面白いですね(o^-')b


でも知りたい~(。>0<。)


食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社
こちらは境内社の八幡神社です。


食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社

こちらが同じく境内社の大臣宮神社(おとどのみやじんじゃ)。

源氏物語の主人公、光源氏のモデルの一人と言われている

源融(みなもとのとおる)を祀っています。


食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社

こちらの境内社はお馴染みの稲荷神社です。


食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社


小さいお狐さまが覗いていました。

お写真、失礼致します(。-人-。)


食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社

これは八幡神社の裏にあった祠。

神社で時々、こういった光景を見掛けますが、

この打ち捨てられている祠は何か意味があるのか?


単に古びて壊れて捨てられたのだろうか?

捨て置く事に意味が込められているのだろうか?


御祭神といい、更に謎が深まる…。


そして狛犬の記事で紹介していますが、実は狛犬の阿像と吽像の位置が

一般的な位置とは逆に配置されています。

そして更に更にその創建もまた不明な神社なのです。


ロマンが詰まり過ぎてるぜ!浮嶋神社!

むしろロマンがあり過ぎて欲求不満です(^▽^;)


食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社


そして浮嶋神社がある丘は、この様に正に浮嶋の如く平地の上に浮いているのです。

何とも不思議な光景ですよね~。



という事で、不思議と浪漫がたくさん詰まった浮嶋神社でした(-^□^-)


本館「なんでも食べ太郎」、 別館「生き物写真館」 も併せて宜しくです!


それでは次回は重要文化財の「多賀城碑」をご紹介します。

お楽しみに~ヾ(@^▽^@)ノ


食べ太郎のてくてく散歩道-浮嶋神社 「浮嶋神社」

■御祭神:奥塩土老翁神

■御祭神:奥塩老女神

■配祀神:源融(ミナモトノトオル)

■境内社:八幡神社

■境内社:稲荷神社

■住所:宮城県多賀城市浮島1-1-1




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