サントリーのビール工場でビールを堪能した帰り道。
そーいえば、朝TVで長岡京のタケノコの話題があったなぁ~、、、ということで。
長岡天神の辺りをぶらぶら探索。
12時ジャストにサントリーの工場を出て、30分弱。
乙訓のタケノコの上り を発見し、、、ここ、天輪屋さんに辿り着く。
やわらかな赤土の土壌に、年間を通して適度な気候、良質な水、そんな竹林で採ることが出来る、乙訓「たけのこ」
その美味しさの秘訣は、伝統の京都式軟化栽培法で育てられ、早朝に、土に埋もれている筍を根元から傷をつけない様、1本づつ丁寧に昔ながらの手作業で掘りおこされたから。
朝掘たけのこは、白くて柔らかくアクが少ない、お刺身でも美味しくいただける逸品です。
店先には、朝掘りタケノコが山積みで、その隣ではボイルタケノコが流水で灰汁抜(?)されていて、何とも旬を匂わせます。
店内は、、、普段はお好み焼き屋さんなのかな?
この時期だけなんでしょうが「5時まではタケノコ料理のみの営業となります」とのこと。
メニューは、
筍ごはん定食(若筍煮、若筍つくり、ありま煮=筍佃煮、玉子とじ、吸物、筍ごはん、昆布佃煮で1,800円)、
筍御膳(上記定食に筍の天ぷらがプラスされて2,400円)、
単品で、若筍つくり、若筍煮、若筍うどん、若筍そば、筍天ぷら、筍ステーキが各850円、
筍有馬煮が550円という感じ。
そんなに頼んで食べ切れるかな!?と心配しましたが。
出てきた御膳は、意外と上品な感じ。
まずは、生で!
若筍のお刺身。
残念ながら、酢味噌がかかっています。
出来れば、別皿で欲しかった。
柔らかな筍は、えぐみは一切なくて、アクもなく、やわらかっ!
酢味噌もいいけど、醤油で頂くのも美味しい。
続いて、コレまたやわらかい若筍煮と玉子とじ。
穂先はやわらかいのは当たり前だけど、根本(太いトコ)までもがやわらかい。
う~ん、今まで食べた若筍の中でもピカイチに美味しい!
玉子とじは、筍がちょっと小さすぎて、、、、ダシの甘さが強かったかな。
(もうちょっとだけ食べごたえがあっても良かったような。。。)
天ぷらは、天ぷら店のような揚がり具合ではないけれど、、、
この、あまりサクサク感が無いのが、返って筍のやわらかさと同調するのかもしれない。
さてさて、別オーダーした筍ステーキ。
こちらは、結構厚みもあって、歯ごたえあり。
あぁ~、筍を食べてるって感じがします。
と言ってるうちに、筍御膳も残すはごはんのみ。
ありま煮=筍佃煮、吸物、昆布佃煮と共に。
薄味で、筍は細かく刻むのが京都流??
有馬煮(筍の佃煮)と一緒に頂くのはオツなもので!
がっつり感はないですが、上品な筍の風味を堪能できました。
吸い物にも筍が入ってたら文句なし!です。
次は、筍うどんに挑戦してみよかな。