化学療法ともサヨナラし、

精神的にも、少し落ち着きを取り戻した頃、


冷静に、自分と向きあえるようになりました。


今までは、

ただ夢中で、抗がん剤の副作用と闘ってきて、


自分のがんはどの程度なのかということも、

知らないでいました。


というか

知りたくなかったんだと思う。


やっぱり怖くて。


でも、治療も落ち着き、

副作用がだいぶなくなったおかげでか、

気持ちに余裕が出てきた。



「自分のがんについて」

あらためて知りたくなってきた。



ステージや

進達度や


5年生存率とか・・・。



母は、私が知らないところで、

たくさん本を買って、調べていたみたいで、


その本を見てみたり、

本屋に行って新たな本を見てみたりもしました。



そして、

ある日の診察の時、

主治医に先生に、思い切って聞いてみたんです。


「私のがんは、どのくらいのものなのでしょうか・・・」


先生は、

自分のことだから、知っておいたほうがいいかもしれないね。

と、すべてを教えてくれました。




(ギリギリ)ステージⅡであること


腺癌・高分化であること


膣の裏側まで癌がおよんでいたこと


先生の見立ては、

5年生存率は、色をつけて7割であること



でした。



高分化は、一般的に、

一番おとなしく、進行も遅いといわれる。


5年生存率、7割は、とても複雑でした。



半分以上はいけるんだ。

10人のうち7人は5年をこせるっていうこと。


でも、3割はこせないっていうこと。



7:3の割合は、


生死に考えれば複雑で、

楽観視は出来なくて、やっぱり聞かないほうがよかったかなとか、


3割に入るかもしれない。だとか、

いろんな思いがありました。



だって、

たとえ1割の可能性だって、再発・転移の可能性があるだけで、

きっと不安で不安でたまらないだろうから。







いつもよんでいただき感謝してますビックリマーク

ありがとうございます。


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