新型PSP 「PSP go」 | PSPlay

新型PSP 「PSP go」

既にいろいろな場所で紹介されているとおり、
PSPの新型となる
「PSP go」(型番:PSP-N1000)
がE3で発表されました。
PSPlay-pspgo1

「PSP go の主な特徴」
 ・ UMDスロットの廃止。
 ・ 16GB NANDフラッシュの内臓
 ・ BlueToothを内臓
 ・ スライド式を採用/スライドに関するギミックも搭載
 ・ メモリースティックマイクロを採用
 ・ 価格は\26,800
 ・ USBコネクタは廃止 全てマルチコネクタへ集約
 ・ PS3のコントローラで操作可能
 ・ 専用クレードルも発売
 ・ 薄く、軽く (PSP-3000より約20%減量)
 ・ 液晶は3.8インチへ若干のサイズダウン
 ・ PSP-3000と完全併売
 ・ ゲームソフトはダウンロード販売
 ・ ソフトラインナップに関して、
     グランツーリスモ
     リトルビッグプラネット、
     メタルギアソリッドの小島監督作品
  など、多数発売予定。




う~ん、サードメーカへ配慮しすぎて、
思い切りの足らない仕様になってしまいましたね。

この内容なら、ボタン数や操作系統が増えていないため、
サードは新しい開発ツールを、SCEから新たに購入する必要なく、
今までの資産をそのまま流用して
ゲーム開発することが出来るでしょう。
(コマンダーの購入は必要だが、開発ツール本体は流用可能)

UMDと併売なら、サードが被る損害は殆どありませんね。


また、価格に関しては完全に
「iPod touch 16GB」 希望小売価格:\34,095
を意識しての設定でしょう。(実売価格は3万円程度)

自社製品とも被る? そんなこと関係ありません。

日本ではSONYのWalkmanが頑張っていますが、
海外では既に
"MP3プレイヤー=iPod"
という構図が完成しています。

iPodは波形(音質)が悪い?フランス音圧をクリアしていない?
あらゆる品質に関してWalkmanの方が良い?
"MP3プレイヤー=iPod"
だから無問題です。
そんなとこユーザは見ていません。iPodが欲しいのです。

MP3プレイヤーの市場へ飛び込みたいなら、
iPod以外を意識する必要は全く無いのです。

どこまで戦えるかは未知数ですが、販促方法によっては、
iPodしか見えていない盲目ユーザの一部が、
こちらを振り向いてくれるかもしれません。


SCEは基本的に販促が下手ですが、
稀に、非常に良いテレビCMや、
販促キャンペーンを実施することがあります。

この稀な部分を、常時出せるようになれば、
きっと良い結果が生まれるでしょう。
期待して応援していますよ!!

もちろん私も購入します!(メディアプレイヤーとして)




ところで肝心の発売日は、
 欧州 10/1
 北米 10/1
 日本 11/1

と、日本が1ヶ月遅くなっています。

これは正しい判断でしょう。

ゲーム先進国の欧州や北米でまずは販売し、
しっかりと販売台数を稼いだところで、
レベルの低い日本で発売を開始する。


完全に世界から取り残された日本。


アイディアに関してはまだ世界と戦えるかもしれませんが、
それ以外では、もう取り返しのつかないくらい、
世界のレベルとの差が開いてしまいましたね。

"ゆとりゲー"乱発による質の低下。

日本のソフトメーカーさん、そろそろ昔のように、
誰もがワクワクドキドキするゲームを出してくださいよ。
心から、お願いいたします。