今週水曜日に合格発表があった今年の修了考査に合格できました。


全然更新できておりませんでしたが、今回の機会にもう一度修了考査を受けるならこうやって勉強するという方法を記しておきます。


一般的に監査法人勤務者であれば、試験休みが少なくとも2週間は取れると思います。それに加えて有休等で時間を確保するとして、試験直前でなんとか200時間くらいは捻出できるはずです。


200時間で対策を行うとすると、個人的にはまず答練を1周することをおすすめします。おそらく全然解けません。けど、そこで絶望感を感じず、まずは1周解説を読みながらでも答練をやってみることです。そうすることで、勉強の優先順位がわかると思います。


効率的に勉強を進めるのであれば講義の映像はそんなに見る必要は無いと思います。強いて言えばIT、職業倫理、監査は見て、税務・会計は本当に自分が勉強したことが無いところだけ見るようにすれば良いと思います。


基本的に修了考査で必要なことは、TACの答練で出題された箇所をなんとか6~7割の精度で本番で書けるレベルにもっていくことです。試験時間中はとにかく時間がありません。書き続けて3時間が終わる感じです。

本番で考える時間が無い中である程度の解答をするためには、おそらく全体的に3周程度答練を周して、かつ会計・監査・職業倫理については理論の論述をこなせるだけ何回も周して知識を定着させることが必要です。


それだけでおそらく1日8時間の勉強×3週間はかかると思います。


修了考査は3人に2人は受かる試験ですが、逆を言えば3人に1人は落ちますし、受験生は皆論文式試験合格者ですので、母集団のレベルとしては高いと言えます。


また、1度落ちると2回、3回と続けて落ちてしまう、いわゆる落ち癖がついてしまう試験だと思います。


勉強を始めてみると論文式試験の勉強時のような悲壮感や集中力はなかなか出ません。

たぶんそんな自分に焦ると思います。


ただ、一番重要なことはとにかく本番2日間ベストの状態で試験を受けられるように体調管理に気を付けることと、当日遅刻しないように余裕をもって家を出る、忘れ物がないか家を出る前にしっかり確認する等の基本的なことです。

ただ、そんな基本的なことも論文試験から3年以上立つとなかなか出来ません。


かなりプレッシャーを感じる試験ですが、監基法や会計基準を読む良い機会だと思います。


勉強しておかないと試験前日に死ぬほど後悔すると思いますので、ぜひある程度は対策をして試験に臨んでください!