繁華街の猫その後 | させぼのりんりんの猫さんブログ

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家猫と、自宅の庭に住むことに決めた猫、職場の周りにいる猫、縁あって知り合った猫さん達の話を書きたいと思います。

りんりんです(^∇^)


本当に、本当にずーっとPCに向かっておりませんで(;^_^A

メールさえ開けておらず、何百って数のDMに慌てるような

・・・そんな日々です、すみませんm(_ _ )m


私と猫達の日々は 相変わらずですが

確か 書いていなかった気がするので ここで三毛猫

「なお」(←素直の直(なお)という名)のことを。


11月のはじめ頃、勤務先の店前の通路で

三毛猫の子猫「なお」を見ました。

ここはビルとビルの隙間で幅15センチ弱で

人は半身さえ入らず、猫の通路として アーケードと路地を

つなぐ場所になっており


暗くて細い通路の出口が ちょうど私の店の真ん前になります。


最初、私はえさを与えませんでした。


今年7月に去勢手術を受け、地域猫として世話をしていくと決めた

キジ白の「コロ」(平成23年夏頃生まれ)

その母・三毛猫の「ママミィ」(平成23年11月・Kさんにより避妊手術済)

たまにではありますが、この猫達の世話をする上で

流入猫の受け入れには 慎重に、そして

相当な責任を負う覚悟がいると 思ったからです。


まだ仔猫といっていいような 三毛猫の存在はとても目立ち、

じっと店を見つめてかがんでいる姿に

通る人の視線を止めました。


猫がいるから えさが置かれるのか

えさをもらえる(時がある)から 猫がそこにいるのか

それは どちらが先であるとか 理由はわかりません。


おそらくは今年の春過ぎる頃に生まれた

生後半年ほどの齢です。

私の店前にいた猫達は 「長崎猫の会.」さんの地域猫助成を

受けさせていただきm(_ _ )mありがとうございました

去勢避妊手術を受けたので、新しい命は生まれないのです。


でも、三毛猫はここまで生きてきた上は 誰かにえさをもらい

人に近づいてくるまで 懐いているのです。

今、ここに姿を現すまでの経緯はわかりませんが


ただ、猫はそこにいて・・・そうして2週間ほど経ちました。


何となく近くに寄ってきて 人慣れしている三毛猫。

そっと手をのばしたら 軽くですが毛触りを感じられるくらいの

距離まできて・・・コロやママミィがいると そばにこようと

足を向けます。


ここまできたら 世話をする(その為には避妊手術を受けなければ・・・)

ならば 私に慣れてもらえるように スキンシップを、

と 三毛猫に「なおちゃん」と呼びかけて

足元まで来てくれるように接していこう、と思っていたら


先に「ごはん」食べてました(笑)

コロが食べている脇から器をうかがう「なお」に

コロが体を避けて なおにごはんを譲りました(^▽^;)


その姿を見て

「あ、もう ごはんあげたことになるね?

うちで世話する責任があるよね?!これからは面倒みないと~」

店の支配人も 半笑いで「そうなるねぇ~」と言いました。


11月半ばでした。

そこで、お世話になっている病院にお願いしまして

三毛猫「なお」は

11月27日(火)避妊手術を頑張ってうけてくれました。


させぼのりんりんの猫さんブログ キャリーでごはんをあげる準備1週間。

なおちゃんは怪我なく、無事にキャリーにおさまりました。

させぼのりんりんの猫さんブログ 術後、1日半自宅の保護猫部屋で過ごし

夜中2時過ぎに 繁華街に戻りました。

人通りも車も通る道路に戻すには、夜中でないと危険です。

仕事が終わり、母に同乗してもらい なおと一緒に街へ。


食欲もあり、トイレもしてくれたので、身体的な不安は少なくてすみました。

させぼのりんりんの猫さんブログ 耳カット、しています。大事な印です。

そして

街に戻ったその日も それから毎日

なおちゃんは姿を見せてくれ、ごはんを食べにきます。

常設させていただいている猫トイレも使い

街で生きていく猫として、日々暮らしていきます。


いろいろな方に たくさんの思い(それは許しだったり反感であることも)

喚起している繁華街という場所での 猫の存在です。

でも、猫はそこで生きていく 生きていくために

その環境をどう改善していけばいいのか

責任とはどういう役割をもち、どう伝え、実行していくことなのか。

私自身が 今も 毎日考えながら 猫の世話をしています。


考え、動き、伝えることを継続していくこと。

そこで 決して逃げ口上を自分に認めず、きっちりと

意見として伝える努力をし続けること。


それを 私の大事な課題として これからも取り組んで

来年もやっていこうと思います。


繁華街の「ママミィ」「コロ」「なお」、みんな頑張って生きています!


どうか これからも この小さくともまっすぐな命に

優しい眼差しと 思いをむけていただけますよう・・・

どうか よろしくお願いいたします。


心から  させぼのりんりんより。