好きな映画監督① ジャック・ドゥミ | 一期一会のつまらな~いお話・・・

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日々思っていることを書いています。海外出張無くなりましたよ~その代り夜勤をしなくてはいけなくなりました。

以前から、一度ブログに、私の好きな映画監督シリーズをやりたかったのですが、なかなか出来なかったので、これからちょくちょく紹介して行こうかと思います。


まず、私の好きな映画監督はすごく多いのですが、まず記念すべき第一号として、ジャック・ドゥミを紹介したいと思います。


ジャック・ドゥミ (1931~1990年)フランス出身の映画監督・脚本家。



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ジャックは、誰もが知っている作品、「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」の映画で有名な監督です。


あと、忘れてはいけないのが、ジャックの作品全部の音楽が、ミシェル・ルグランが担当している事です。


ミシェルと共に手掛けた音楽はそれまでのミュージカル映画に新たな波を引き起こしました。


アヌク・エーメやカトリーヌ・ドヌーヴなどの女優も彼の作品に出ております。


でも・・・残念ながら1990年に白血病にて死去してしまいました。


これからの時に・・・


ミュージカル映画はあまり好きではないんですが、彼の作品のミュージカル映画だけは本当に観れるんですよ。


ミシェル・ルグランのサウンドもまた素晴らしい。


「シェルブールの雨傘」と「ロシュフォールの恋人たち」は今まではDVDに発売されていましたが、絶版状態でとても入手困難でありましたが、なんと・・・7月にデジタル・リマスターされた最新の技術を駆使した状態で、再び復活しました。


今は、普通に購入も可能ですので、一度、「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」の作品を観て下さい。


超お勧めです。カトリーヌ・ドヌーヴが美しい。ミシェルの音楽も素晴らしい。ストーリーも分かりやすく見易いです。


ハリウッド映画と違い、ヨーロッパ映画はストレートなストーリーです。


ジャック・ドゥミを知らない方は、一度観て見てください。


最後に彼の手がけた作品を紹介したいと思います。


  • ローラ Lola(1961) アヌク・エーメ
  • 新・七つの大罪 より 「淫乱の罪」 Les Sept Péchés capitaux , La Luxure(1962)
  • 天使の入り江 La Baie des Anges (1963)
  • シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg (1963)第17回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞
  • ロシュフォールの恋人たち Les Demoiselles de Rochefort (1967)
  • モデル・ショップ Model Shop (1968) アメリカ配給会社 コロンビアピクチャー(現ソニー)
  • ロバと王女 Peau d'âne (1970)
  • ハメルンの笛吹き The Pied Piper (1971)
  • モン・パリ L'Événement le plus important depuis que l'homme a marché sur la lune (1973)
  • ベルサイユのばら Lady Oscar (1978)
  • 都会の一部屋 Une chambre en ville (1982)
  • パーキング Parking(1985)
  • 想い出のマルセイユ Trois places pour le 26 (1988) イヴ・モンタン

*青の部分はカトリーヌ・ドヌーヴ出演作品、モン・パリは唯一のコメディー作品、マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴ出演作品。


モデル・ショップは、アメリカ撮影された作品で、ローラの続編で、ローラの出演のアヌク・エーメが出ています。


想い出のマルセイユは、普段は歌手で有名なイヴ・モンタンですが、映画では歌は歌わないのですが、このマルセイユだけは、イヴ・モンタンもミュージカルで歌っております。


ほとんどが、DVD化されていないので、全作品DVD化してもおかしくない作品ばかりです。


現在DVD化されている作品は、


・ローラ Lola(1961)、新・七つの大罪 より 「淫乱の罪」 Les Sept Péchés capitaux , La Luxure(1962) 、天使の入り江 La Baie des Anges (1963) はDVDボックスセットで発売。


・シェルブールの雨傘


・ロシュフォールの恋人たち


・ロバと王女


・モン・パリ


だけです。


一度、ジャックの作品を観てみて下さい。


またの機会に・・・