『やすらぎの郷 第14週』

2017/04/03-

脚本　倉本聰
演出　藤田明二、阿部雄一、池添博、唐木希浩
音楽　島健
主題歌　慕情/中島みゆき

出演　
菊村栄/石坂浩二
白川冴子（お嬢）/浅丘ルリ子
及川しのぶ/有馬稲子
水谷マヤ/加賀まりこ
名倉みどり/草刈民代
三井路子/五月みどり
松岡伸子/常盤貴子
名倉修平/名高達男
井深涼子/野際陽子
高井秀次/藤竜也
菊村律子/風吹ジュン
財前ゆかり（ハッピー）/松岡茉優
真野六郎（マロ）/ミッキー・カーチス
九条摂子（姫）/八千草薫
岩倉正臣（大納言）/山本圭

三角寛次/山谷初男
堺田俵介/毒蝮三太夫
貝田英信/藤木孝
原田/伊吹吾郎
那須/倉田保昭
中井竜介/中村龍史

宮下一馬/平野勇樹
川添夕子/松本ふみか
風間ぬい子/広山詞葉
三枝奈々/東松史子
中里正/加藤久雅
進藤秀夫/山下澄人
橋本忠吉/納谷真大
野村伊三郎/芳野史朗
菅野平助/西岡ゆん
村松豊/福崎峻介
冲正之/熊澤洋幸
千倉和夫/森谷勇太
荒木実/関健介
正岡治/池田絢亮
田辺三郎/湯川尚樹

ゲスト
四宮道弘（シノ）/向井理
倉本聰、中島みゆき

第14週あらすじ

マヤに呼び出された栄は
彼女が路子から預かった金を渡される。
以前、自分のアイデアを脚本にして欲しいと
栄に頼んでいたのだが、それを取り消したいという
お詫びらしい。

路子のアイデアは
濃野佐志美＝涼子が小説「流されて」として発表していたのだが、
人の良い路子はそれで遠慮した。
が、姫の提案で
茄子の呪い揚げで濃野佐志美の正体を暴くことになったと言う。

前回は死人が出たため、
心配した栄は施設の医師と医療スタッフをカサブランカに誘って奢り、
講習を装ってＡＥＤを準備させる。

そこへ涼子の様子がおかしいと職員が駆け込んでくる。

だが、大事はなかった。

みどりに呼ばれた栄は
「流されて」の舞台化の話を聞かされる。
主演はお嬢で、相手役はシノ。
作者である濃野は、
栄が脚本を書くならＯＫと言っていると言う。

お嬢が頼みにやって来るが、栄は断る。

お嬢とマヤが険悪なムードになる。
芸能界に未練があるお嬢と、
断捨離を進めるマヤは対照的だった。

栄はマヤから小春が最期に彼女に出した手紙を見せられる。
マヤは小春の行動を不思議に思いながらも、
自分には最期に手紙を出す相手もいないことを嘆いた。

その話を聞いた栄は
自分が手紙を書く相手は亡くなった妻・律子しかいないと思う。

その夜、栄はこんな夢を見る。
新婚旅行でタイムカプセルに入れた
50年後の互いに宛てた手紙を律子と探す。
だが、自分が死んでいて、律子が生きている・・・というものだった。

濃野佐志美が芥川賞候補になった話題をしていたマロと大納言。
そこへハッピーが祖父が養殖をした鯉を持って来た。
祖父の店の看板メニューが鯉の刺身であること、
涼子が常連であることで、２人はその正体に気がつく。

涼子は黙っていて欲しいと２人に頼むも、
翌朝には館内放送で告げられてしまった。

自分が主演する舞台の原作者が涼子だと知ったお嬢は・・・

（感想）

石坂とルリ子のシーン、おもしろかった。
「男のずるさ」をお嬢が栄に説くシーンは
実際のルリ子の石坂への気持ちを代弁しているようだった。
「えいちゃん」という呼び方も
石坂の本名である「へいちゃん」を思わせる(笑)

そして、石坂の元カノだったまりことのシーンに続く。

他の脚本家には出来ないよね(笑)
恐るべし、倉本。

栄の見た夢は、
ネットでまことしやかに流れている
やすらぎの郷の実態
－栄が死に際に見ている夢－に関連しているんだけど・・・
どうなんだろ？(笑)

金曜日にも
倉本＋みゆきが登場(笑)