『ドラゴン・ブレイド』

原題：天降雄獅
英題：DRAGON BLADE

2016/02/12

監督・脚本　ダニエル・リー
音楽　ヘンリー・ライ

出演　ジャッキー・チェン、ジョン・キューザック、
エイドリアン・ブロディ、チェ・シウォン、リン・ポン、
シャオ・ヤン、ワン・タイリー、ミカ・ウォン、
ジョゼフ・リュウ・ウェイト、ロリ・ペステ、スティーヴ・ユー、
ウィリアム・フォン、サミー・ハン、シャーニ・ヴィンソン

（あらすじ）

紀元前50年、前漢時代の中国。
36の部族が衝突を繰り返し、
紛争が絶えないシルクロード。

国境防衛と治安維持を担当する西域警備隊隊長のフォ・アン（ジャッキー）。
彼は争いを止めるように説く。
妻・ジョーチン（ミカ）は教師だ。

フン族のムーン（リン）は
関わりの中で彼に恋をする。

フォ・アンもフン族の孤児だったが
西域警備隊の創始者・フォ将軍（ウィリアム）に育てられた。
フォ・アンの平和の願いも彼の影響によるものだった。

が、フォ・アンは陰謀によって
辺境の関所「雁門関」に送られてしまった。

雁門関の隊長・イエントウ（シャオ）は
彼らに酷い仕打ちをする。

そんな中、ローマ帝国の将軍・ルシウス（ジョン）の軍勢がやって来た。
暗殺された執政官・クラッススの末息子・ブブリウス（ジョゼフ）を守っていた。

共に雁門関の砦の工事をしたことで
友情を深め合う一同。

そこへクラッススの長男・ティベリウス（エイドリアン）が攻めて来る。
父を殺し、今度は弟を殺そうとする彼の真の狙いは
中国侵略にあった。

（感想）

史実を基にした作品。
「イン・ポー」という役名に笑う。

冒頭に取って付けたような現代のシーンがあるんだけど、
あれは「歴史」を表しているんだろうな、要らなかったけど。

ジャッキーの映画そのものって感じで話が進み、
あ、いつものか、またか、うーん・・・と思うんだけど、
結局、ベタベタの展開に涙してしまった。

やっぱりジャッキーはプロのクリエーターなんだなぁ、と思う。
さすが。

オスカー俳優のエイドリアンや
実力派のジョンを出演させられる
中国とジャッキーの力を思い知る。

今後チョップスティック・ブラザーズ（シャオとワン）に注目。