きみがぼくを見つけた日

監督　ロベルト・シュヴェンケ
脚本　ブルース・ジョエル・ルービン
音楽　マイケル・ダナ

出演　エリック・バナ、レイチェル・マクアダムス、ロン・リヴィングストン、
アーリス・ハワード、スティーヴン・トボロウスキー、ブルックリン・プルー

（あらすじ－ほぼネタバレ）

ヘンリー（エリック）はタイム・トラベラー。
自分の意志では抑制が出来ず、いつも突然移動することになる。
移動の際に衣類は持って行けないので、行き着く先ではいつも全裸。
過去を変えることは出来ず、
６歳の自分に会うが、その時に自動車事故で亡くなる母の死は防げなかった。

彼は２８歳の時、２０歳のクレア（レイチェル）に会う。
彼女は６歳の時、３０代のヘンリーに会っていた。

母の形見のエンゲージリングをクレアに渡し、
彼女にプロポーズするヘンリー。

クレアの両親は不仲で、父親は狩猟が趣味だった。

母の死をいまだに引きずる父・リチャード（アーリス）も参列した
結婚式直前、ヘンリーが移動してしまうが、
事情を知るクレアの友人であるゴメス（ロン）の協力のもと　
なんとか無事に挙式を済ませる。

淋しい思いを抱き続けるクレアに
ヘンリーは当選宝くじをプレゼント。
家を買う。

そんな２人の前に
死の様相を呈したヘンリーが移動してきた。
年老いておらず、ここ数年後の彼だった。

それを見たクレアは子供を作ることを決意する。

だが、流産が続く。
ヘンリーの遺伝子を引き継いでいるので、胎児の状態で
時空移動してしまうのだ。
２人はケンドリック博士（スティーヴン）の検査を受ける。

ヘンリーは自分の遺伝子を引き継がせたくなく、
パイプカットの手術を受ける。
そのことで喧嘩になる２人。

しかし、パイプカット前のヘンリーが
未来のクレアを妊娠させた。

移動で１０歳になった娘・アルバと会うヘンリー。
アルバも時空移動するのだが、制御の訓練をしているらしい。
そして、アルバが５歳の時に自分が亡くなることを聞かされる。

アルバの５歳の誕生会、自分の死を知っている彼は
ゴメスに礼を言い、クレアに愛を伝え、
雪山へ時空移動し、
狩りをするクレアの父に撃たれて死んでしまった。

９歳のアルバの前に　ヘンリーが現われる。
走ってやって来たクレアを抱きしめながら、また彼は移動してしまった・・・。

（感想）

原題はThe Time Traveler’s Wife なんだけど、
日本題のほうがステキだな。

切なくも、ロマンティックな映画だった。

アイデアが秀逸。
時空の辻褄がきちんと合っているのかどうかは定かではないし、
突っ込みたい事柄もある。

でも、そんなことをどうでもいいと感じるくらい、
主演のエリックとレイチェルが役を魅力的にしていたと思う。

エリックは　スター・トレック　
http://ameblo.jp/t1r2m3/entry-10478770049.html
にも出演していたみたいだけど、まるで違う・・・。

スター・トレック



↓　今回




レイチェルは　シャーロック・ホームズ　
http://ameblo.jp/t1r2m3/entry-10574413082.html
では　シャーロックを翻弄する魔性の女役だったけど、
今回は　どこまでもキュートだった。

シャーロック・ホームズ



↓　今回




監督は　フライトプランを撮った人。

この作品には悪人が出て来なくて、
タイム・トラベルにも理解を示す人が多く、気分が良かった。

自分にこのようなタイム・トラベルの能力があったら・・・ゾッとする。
けど、亡くなった人がひょっこりやって来て会えたりするのは　
嬉しいかも(^-^)

愛する人との時間に倦怠感を覚えている人が観ると、
気持ちが変わるかも知れない。

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/thetimetravelerswife/




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