ファンボーイズ

監督　カイル・ニューマン
脚本　アーネスト・クライン、アダム・F・ゴールドバーグ
音楽　マーサ・マザースボウ

出演　サム・ハンティントン、クリストファー・マークエット、ダン・フォグラー、
ジェイ・バルシェル、クリステン・ベル、ウィリアム・シャトナー、
キャリー・フィッシャー、ダニー・トレホ

（あらすじ－ほぼネタバレ）

エリック（サム）はハロウィンで高校時代の同級生だったハッチ（ダン）と、
コミック店を経営するウィンドウズ（ジェイ）と再会し、
幼馴染みで親友だったライナス（クリストファー）が
末期がんで余命３か月だと知らされる。
４人は熱狂的なスター・ウォーズ・オタク。
新作「ファントム・メナス」の公開は半年後だった。

ハッチとウィンドウズはライナスのため、
「ファントム・メナス」を一足早く観せようと
ルーカス・フィルムの本拠地スカイウォーカー・ランチに
侵入する計画を立てており、エリックも誘った。

父の自動車販売会社でコツコツ働いているエリックは、
気ままに生きる３人と疎遠になっていた。
特に「一緒に漫画家になろう」と約束していたライナスとは不仲だった。

父から会社の後継者に指名されたエリック。

４人はスカイウォーカー・ランチに向かう。

運転するハッチがライバルの「スター・トレック」オタク（通称トレッカー）の
本拠地に寄り道し、彼らと大喧嘩になる。

ウィンドウズがネットで情報交換していて、恋心を抱いていた相手が
実は幼い少女だとわかる。
そして、超スター・ウォーズ・オタクとして有名な彼女の伯父に
ロリコンと間違われてボコボコにされる。
だが、「ファントム・メナスの特典映像を盗んでくる」と約束すると、
ベガスで手はずを整えてくれる相手を紹介してくれる。

車のタイヤがパンクして、助けを求めに入った店がゲイバーで、
ストリップをする羽目になるが、
そこで出会った先住民の男（ダニー）がタイヤを交換してくれ、
ライナスの病気に効く、と言って非合法の薬をくれる。

スピード違反でパトカーに追いかけられるが、
非合法の薬を持っているため止まれず、突っ走してしまう。
そして４人は警察に捕まってしまった。

４人を助けてくれたのは級友のゾーイ（クリステン）。
それに、エリックの父。
父は「帰るか、クビか」と伝言をしてくるが、
エリックは皆とベガスへ向かうことにし、
ゾーイも一緒に行くことになる。

ベガスに着き、約束の場所に行く前に
カジノに出向いたハッチとウィンドウズは、
そこでセクシーな美女たちと出会った。
実は彼女たちはコール・ガールだった。
コール・ガールの言葉から　
ゾーイが自分に思いを寄せていることに気づくウィンドウズ。
彼女たちの元締めが来て、金を請求してくるが、
彼もスター・ウォーズ・オタクだった。
だがそれも関係なく、請求を迫る男を殴って逃げる２人。

エリックとライナスは約束の場所にいたが、２人が来ないので先に入る。
そこはトレッカーの集会場所だった。

２人に潜入グッズを渡したのは「スター・トレック」のカーク船長役の
ウィリアム・シャトナー（本人）だった。

そこへ、喧嘩になったトレッカーが現われ、また大騒動になり、
逃げてきたハッチとウィンドウズと元締めの男も加わる。
トレッカーの発言にキレた元締めの男が暴れている隙に
５人は逃げ出すが、ライナスが車から落ちて怪我をした。

病院へ行くと、医師（キャリー）から、
彼の病気のことを考えて引き返すべきだ、と言われる。
だが、旅を続行することを決める５人。
医師も理解を示し、ライナスに薬を渡した。

そして、ついに５人はスカイウォーカー・ランチへ侵入するが
警備員に捕まってしまった。

事情を知ったジョージ・ルーカスは５人を許し、
ライナスに公開前の「ファントム・メナス」を見せた。

－「ファントム・メナス」の公開前夜、
上映を待つ４人の姿があった。
エリックは漫画家になり、ウィンドウズとゾーイはカップルになり、
ハッチは自動車修理の仕事を始めていた。

（感想）

相当バカバカしいんだけど、ホロッとくる場面もあり、
清々しい余韻が残る作品だった。
観終わった後　旧友に会いたくなった。

好きな人たちの間では、
スター・ウォーズＶＳスター・トレック、って感じなんだね。
自分はスター・ウォーズ　シリーズは全作観たけど、
それほどの思い入れもなく・・・
スター・トレックは最新の映画しか観たことない。

ブログ開始初期に書いた、超簡単なレビュー↓

http://ameblo.jp/t1r2m3/entry-10478770049.html

主要５人が好感の持てるオタクだったので、
「こういう人しかいなかったら、世の中平和なのに・・・」と思った。

予告を観ると、個性的な面々がカメオ出演しているのがわかるんだけど、
自分が気づけたのはキャリーだけだった・・・。

この映画、隠れた佳作になると思う。

オフィシャル・サイト
http://culture-pub.jp/fanboys/




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