ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない | MusiCinemania by Uzo★mUzo

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

$Uzo☆mUzo 

監督 佐藤祐市
脚本 いずみ吉紘
音楽 菅野祐悟
主題歌 ストロベリー/TOKYO MOOD PUNKS

出演 小池徹平、マイコ、池田鉄洋、田中圭、品川祐、中村靖日、千葉雅子、朝加真由美、北見敏之、森本レオ、田辺誠一

(あらすじ)

過労のあまり交差点で倒れるマ男(小池)。
帰宅した彼はPCで、ネットの掲示板に書き込みを始める。
「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」-

-いじめが原因で高校中退し、ニートをしていたマ男は、
母(朝加)の死をきっかけに就職活動を開始。
プログラマーの国家資格を取得していた彼は、
やっと小さなIT企業会社で仕事を得る。

マ男は早稲田在住なのだが、
早大卒だとグループのリーダー(品川)に誤解される。
厳しいノルマ、残業代カット、
仕事も出来ずに怒声を吐くリーダーや先輩(池田)ら
クセモノたちの中で過酷な労働を強いられるマ男。
そこは紛れもなくブラック会社だった。
そんな彼に同僚の藤田(田辺)が 何かと救いの手を差し伸べてくれる。

仕事で社長(森本)に評価されたマ男は 入社2週目でリーダーに抜擢され、
限界の中で プロジェクトを成功させる。

大手企業から木村(田中)が入社してくる。
木村は将来小企業を乗っ取るという野望を持っていた。

リーダーによって中卒だということがバれてしまったマ男は
周囲から冷たくされる。

リーダー補佐として取引先に着いて行った木村が、
絶対不可能な納期を承知し、困難を極める職場でクタクタになるマ男。

更に、父親が胃がんに侵されている事がわかる-

-ここまでが書き込みを始めるまでのいきさつだった。

頼みの綱だった藤田が退職することを知ったマ男は
遂に皆の前で怒りを爆発させ、退職を決意するが・・・。

(感想)

題材がヘビーなのにトーンが比較的明るめなのは良いと思うが、
これはシリアスなドラマにするべきだったと思う。
途中から青春ドラマになっちゃった。
前半が面白かっただけに残念。

問題の根源には目を閉じて、
今そこにある問題を軽~く片付ける、っていう
現代人気質を思わせるような、ゆるーい脚本。

見終わった後味は悪くなくなったけど、
現実ってこんなもんじゃないと思うし、
シビアでリアルな展開を求めていた自分には
大分物足りなかった。
せめて映画の中だけでもこんなふうにあって欲しい、ってことか。

ま、出演者の顔ぶれを見たら、
その路線を期待するのは初めから間違っていたのだろう。

小池徹平も品川祐も役にぴったりハマっていた。
みんな手堅い演技だった。

オフィシャル・サイト
http://black-genkai.asmik-ace.co.jp/




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