竹谷とし子です。

勝利をめざして走る中、昨日24日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。「英国のEU離脱決定」です。どのような影響を及ぼすのか、心配する声も上がっています。

そういう時だからこそ、私は、次の3つの観点で、今こそ“政治の安定”が必要だと訴えさせていただきます。

(1)混乱の政治は日本経済の沈没を招く

今後、政治に求められるのは、世界経済の動向を注視しながら、我が国への影響を最小限に抑えるため、短期・中長期の両面で、迅速かつ適切な手を打っていくことです。政治の混乱は、日本経済の沈没を招きかねません。

経済政策も消費税へのスタンスも、そしてめざす社会の姿もバラバラの民共勢力の拡大を許せば、政治の混乱につながり、経済再生は頓挫してしまう恐れがあります。こういう時だからこそ、安定政権が不可欠です。

(2)安定政権下だからこそ、雇用・賃金が着実に改善

自公連立政権は、3年前の参院選で衆参のねじれを解消し、安定した基盤を与えて頂いたことで、経済再生を着実に進め、成果を挙げることができました。

例えば、2015年度の高校生の就職率は24年ぶりの高水準。大学生の就職率も過去最高になりました。賃上げの動きも3年連続で広がりました。税収も、3年間で21兆円も増えました。

しかし、経済再生はまだ道半ばです。経済再生を加速するには、引き続き、政治の安定が不可欠なのです。


(3)地域、庶民に根ざした公明党がいるから、政治は安定

経済再生の加速へ大事なのが、その果実を地方や中小企業、家計に届けていくことです。そのためには、連立政権の中に公明党がいることが大切です。公明党には、「小さな声を聴く力」「生活実感に根差した政策実現力」があるからです。

例えば、返済不要の給付型奨学金について、当初は前向きではなかった政府を説得して、「創設」の方針を決定させたのは、公明党です。

地域、庶民に根ざした公明党が連立政権にいるからこそ、自民党だけではキャッチできない幅広い民意を政治に反映させることができ、政治の安定につながると訴えさせていただきたいのです。

さまざまな課題を乗り越えて、経済再生を成し遂げ、「支え合う温かな社会」を築くために、絶対に負けられません!最後の最後まで走り抜いてまいります。