リモコンキー スマートキー電池交換
トヨタ車のスマートキーの電池交換をしましたよ。
いつか、メーターのところのインジケーターに
「キーバッテリー残りわずか」
と出たことがありました。
その時以降、出なかったので
「気のせいだろう(°∀°) 」
と無視していましたw
そして数日後。
車の助手席にキーを乗せたまま
家を出入りして、また車に乗った時(だったかな?)
「キーが見つかりません」
という表示が・・・
おいらの車のカギは
スマートキーと言いまして、
車にはキーシリンダー(鍵を差し込んで回すところ)が
ありません。
スマートキーが車の中や近くにあれば
パソコンみたいな電源ボタンを押せばエンジンがかかります。
最近の車はみんなこんな感じになっています。
ちなみにドアを開けるのはドアについてるボタンを押せば施錠開錠できます。
つまりスマートキーはバッグやポケットに入っていれば
終始、自宅に帰り着くまでポケットから出す必要はありません。
まあ、そういうシステムなんですが、
「キーが見つかりません」
ということは、
矢印がスタートボタン。ここにスマートキーを認証する受信部があるみたい。
助手席の椅子の上にあるキーの電波が
ハンドルの横のスタートボタンまで届かなくなっているということになります。
電波は常に発信されており、
キーのボタンを押す、押さないに限らず微量の電気を消費しています。
ためしにキーをスタートボタンに接触させるような形にしてみると
ピッという音とともに、スタートボタンのランプが点灯しました。
「ああ、これはもう風前の灯火だな・・・」
と思いました。
おそらく、残り電池の状態では
車のドアのロックを開けることはできないでしょう。
その場合は、鍵の内部にあるメカニカルキー(キーブレード)で
ドアは開けることができます。
ドアにはキーシリンダーはあります。
ですが、
エンジンスタートはできません。
キーブレードを差し込むところがないのですから・・・
よって、
これから電池を買いに行くとして、
買い物にうろうろしている間に電池がゼロになってしまったら
どうにもこうにも
車は動きません。
乗り込むことはできますが。
そして、この電池ですが、
おいらの車種のやつは
非常に特殊なボタン電池(コイン電池)です。
このタイプの電池はけっこうたくさんの種類あります。
そこで 「CR1632」 を例に
これがどういう意味の型番なのかを説明しますね。
Cは
「二酸化マンガンリチウム電池」の意味です。
Rは
「円形」という意味らしいです。
16は
「直径」で、16mmを表し、
32は
「厚さ」です。3.2mm
ただ、CR1632を言っても覚えにくいですが、
これを踏まえれば分かり易いですね^^
まあ、型番は電池にかいてありますがね(;~_~)
この非常に特殊な電池1632はコンビニでは売ってません。
おいらはどうせあるだろうと、タカをくくって
コンビニをハシゴしながら探したのですが、
どこにもありませんでした。
他のCR2032、CR1620とかはあった気がします。
まあ、ホームセンターにはあるだろうと
行ってみるとたくさんコイン電池はあるのに
1632はありません。
店の人に聞いて、電池対応表を見せてもらったのですが
なんと
panasonic CR1632 は書いてありませんでした(;~_~)
店員さんも女子の人だったので、
まったく調べる気がないというか、
「分かりません」
の一点ばりなのでやはり自分でなんとかすることに。
街の大きな電気屋さんに買いに行こうと
エンジンがかからなくなる可能性を秘めたマシンをドライブし、
でかけましたよ(;~_~)
まあ最悪、
エンジンかからなくなったら
車内にストックしてある
単三電池を直列につなげて3Vにして、
工具箱にある細い電線をテープで電極につなげてやれば
とりあえずエンジンはかかるだろうと
そういう前提で(;~_~)
はたしてコレで動くのかは不明ですが・・・
危険ですのでやらないでください。
壊れても自己責任で。
ちなみに「トヨタディーラー」に行けばあるそうです。
メールで聞いてみると
「500円くらいです。」
という答えが。
うわw高けえ(;~_~)
量販店なら絶対、そこまでせんだろw
と、
電器屋さんへ買いに行きました。
ちなみに1632じゃなくて、
1620でも厚さが足りないのと、容量(電池寿命)が半分くらいになるのを考慮すれば
使うことができます。
厚さが足りない分は、アルミホイルとか
通電する材質をはさんで量(かさ)を上げればいいんだし。
結果、
ありました。
「panasonic CR1632」 ありましたよ^^
値段は210円!
イエスッ!イエエエェェッス!!
ディーラーで買うより、300円もお徳です^^
ちなみにどこから買ったかと言いますと。
鳥取市では
「ヤマダ電器」さんです。
他の店舗さんは回ってませんが。
まあ、こちらには確実にあるということで。
鳥取の皆さんはご入用の際はこちらでドゾー。
ディーラーさんで工賃払って1000円でいいっていう
お金持ちの方はそちらでドーゾ^^
そしてついにスマートキーを解体!
まずメカニカルキーを抜きます。
側面の細長いボタンを押しながら引き抜きます。
小さいポッチのあるほうを押し込んだ状態で抜いてください。
これは説明書に載ってますから分からなければ読んでください。
上のやつがメカニカルキーです。
メカニカルキーをキー本体から外して
それをドライバー代わりに使います。
これは正しいマニュアル通りのやり方です。
差し込んで回しすことで
パカッと割れます。
すると、
最初の画像のようになりますので
基板を外します。
基板は微弱な両面テープのようなものでくっついてますので
細いもので横から起こしてあげて外します。
簡単に取れます。
基板をはさんでる黒い小さいプラスチックのツメは関係ありませんので
手をかけないでください。
そして、これが切れかけのCR1632ですね。
赤い部分に細いドライバーを当てて電池を起こしてください。
ここに外すための溝があります。
ちなみに画像は電池を外した後です。
変なところにドライバーを当てて、基板やショートパーツを壊さないように注意してください。
壊すとすごく高い買い物になってしまいます。
何のために安い店で電池を仕入れたのかがわかりませんね。
まあ、おいらのブログをしっかり読めば女子でもできるでしょう(^^)
後は
新しい電池を差し込んで、外した順にもどせば完成なのですが、
おいらは
カメラを用意している間に、
なんということでしょう♪
外した電池と、買った電池が分からなくなってしまいましたw
ww
まあ、どちらかを入れてみてドアロックが効くほうが当たりなのですが、
違ったらまたバラすのめんどくさいですよね(;~_~)
ですが、
おいらは電池のパッケージを見て思いました。
このpanasonic、インドネシア製って書いてある。
一方の電池は日本製でした。
デジカメの写真を見てもらえるとわかりますが、
バラした状態の電池は
「Japan」
と書いてありますし。
くれぐれも皆さんは、外した電池と新しい電池が分からなくなるような
失敗はしないでくださいw
鳥取でスマートキーの電池を買おうという人は
検索エンジンにより、おそらくおいらのブログにおいでになるでしょうね。
購入したお店から、
キーのバラシ方までこれほど詳細に書かれているものは
なかなかないと思います。
そういう方には
「当たりの記事」ですw