サッカー女子ワールドカップは
なでしこJapanは前回優勝ドイツに2-0で惜敗。
同時刻に行われていたEng-Argが6-1とイングランド大勝で
決勝ラウンドには残念ながら進出できなかった。

でも、試合内容は、前2戦よりも良かったように思った。
ドイツの馬力が上回っていたけど、
なでしこもゴール前に攻め込むシーンもあり、
後半の30分以降はドイツはお疲れの様子で、
チャンスもあったように感じた。

ただ、残念ながら、
FWの突破力、そしてゴールを狙ったシュートの威力が違い、
得点の匂いは最後まで感じられなかった。
荒川さんがケガで90分フルに出られないのは痛かった。
日本で相手に当たり負けせず、力強さを感じさせるのは彼女ぐらいだったし。

なでしこは全般的にボールの威力は他に比べると弱い感じがする。
もっと、威力のあるボールを蹴ることができる戦力が必要と思う。

でも、なでしこたちはよく頑張った。拍手を送りたいと思います。

ところで、来年の五輪に向けては、
まず手始めは、監督の解任からでしょうか?
采配(選手起用、交代)に?と感じることが多かったので・・・
今日も、前半、ドイツ相手に1トップ。
ドイツDF相手に永里ひとりでどうするの?
あるいはディフェンシブに引き分け狙い?勝たなきゃダメなのに。
後半スタート時にイングランド優勢の状況で最初から荒川さん投入。
ただ、交代が1戦目フリーキックを決めた宮間選手だったし。
攻撃の枚数を減らすんかい?

また、全体を通して、
試合の組み立ても、男子のダメサッカーの見本のような
横パスが多く、前への攻め手を欠くシーンが多くみられたし。
男子もそうだが、
手数をかけず、1タッチ、2タッチぐらいで、
相手DFがそろうまでにゴール前までボールを運ぶようにしないと
得点の可能性は限りなく低いと思います。
五輪の決勝ラウンド進出も今のままだと難しい状況ではないでしょうか。