「当世小谷田楽」のブログにお越し下さり、ありがとうございます。



まずは、こちらをお読みいただきたいです。



これは、「当世小谷田楽」実行委員会の代表で、
長野県北安曇郡小谷村(おたりむら)在住の丸山さんが、
facebookの当世小谷田楽実行委員会グループページたちあげの際、小谷村集落支援員・地域おこし協力隊の方々へ送ったメールの抜粋です。



当世小谷田楽の"核"となる部分が記されています。
ぜひご一読ください。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




この当世小谷田楽(とうせいおたりでんがく)は簡単に言うと、伝統芸能を発展させ、一つの「地域の目玉」を作るために動いています(簡単すぎか!?)。




... 人口が減少し、高齢化が進む



そんな中土(なかつち)地域で何かできないか。
それは今の20代・30代が旗を振り、自分の力量を最大限に発揮できる場所を作りたかったと言うことです。

新しくイベントを興すことは容易ですが、持続できるものとして始めなければいけない。それは、大体が其処に住む人の負担となります。




今、中土地区で聞かれているのは、



 「やめたいけれど、やめられない。」
 「めんどくさいから出ない。」



そんな行事が多すぎます。
しかし、それを精査したり、一本化することは、この谷の先輩達の思い出をつぶすことにもなりかねません。
つまり、多くも少なくもできない現実があります。




では、どうするか。



そこで目をつけたのが、お祭り。獅子舞。太鼓。


要は、自分達がやっていることなので、それを披露すればいいだけ。
さらに、ちょこっと特別・お祝いな感じがします。
そこに、東京の脚本家の方、劇団の方に色をつけていただく。




簡単だけど、劇的にやっていることが変わるのでは!?と思いました。
人を小谷村に呼べ、さらに、こちらから出向きPRすることも可能です。



理想は、小谷村に「一つの文化」を生み出し、全国的に有名になることを着地地点としています。



どうも小谷村で行っている物事、風景、歴史は都会の方から見て特別なもののようです。
・・・それは、皆さんの方がよくご存知かもしれませんけど。
しかし、例外なく小谷村民はそれを「普通」と感じます。



小谷村民が特別と思える「祭り行事」に、
都会の人の感じる「小谷村」。



お互い無理のないよう、摺り合わせて一つの目指すベクトルを定める。
これで始めて「ヨソ者・若者・ばか者」が全て活かされる環境が整うと考えます。




既に、この「当世小谷田楽」も3年目となります。
中谷地区の若いヤツら、土谷地区の若いヤツら。
去年から下里瀬地区の若いヤツらも参戦しました。


谷を越えて、もっと言うと、中土地区と南小谷地区が一緒に仲良くイベントをすることは今回が歴史上初めてです。


集落支援員、地域おこし協力隊の皆様には、そんな新たな試みを知ってほしかったのでこのメンバーに入ってほしく、リクエストを出しました。
今後、練習とかもあります。
是非、見に来てください。
よろしければ、参加もしてください。




長文御免。


当世小谷田楽実行委員会
丸山和樹