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こんにちは
国際言語学者の溝江達英です。
今日は、フランス語の動詞活用について少しお話します。
フランス語の動詞、英語のBE動詞にあたるものはêtreと書きます。
エートルと読みます。
Eと上に変な帽子みたいなのがついてますね。
ê みたいになってます。
この帽子は、ラテン語の時代にSがあったことの名残を示します。
事実êtreの親戚で、現代スペイン語のBE動詞はestarといいます。
Sが出てきちゃってますね。
そんなこんなで、フランス語の動詞は活用します。
英語だったらI am です。
面白いですね。amのmは私のmyと同じ子音であるという点。
aM, My Me など、私系列にMがつくのは面白いです。
ロシア語もモイと言えば、私の
ドイツ語のマインも私の
一番最初の言語の先生はMAMA(ママ)だったからかもしれないです。
Mが動詞の中に英語は、しかも一人称の中に含まれています。
実はラテン語も
I am に対応するものは、sum と言いまして、m がしっかり残っています。
ただ、現代フランス語は、冒頭のsをキープはするものの、
Je suis (ラテン語のsum)
これでジュ スイ
って読みます。
Je はジュ (英語のIに相当)
suis はスイスって読みたくなるのですが、スイです。
ラテン語はsum でスムでした。
でもラテン語にあった、大事な動詞語尾Mがないですね。
(ラテン語はsum / フランス語はsuis)
語末がmじゃなく、sになってます。(sum 対 suis )
話が飛ぶようですが、
英語ではCharles でチャールズって読みますが、
フランス語でシャルルです。
語末のSは読みません。
人の名前なんだから、チャールズが複数形でSがついているというのも考えられません。
この人名につく語末のSとは、
人が動詞の主であるということを示していた残存形と言われ、Je suis の語末s と共通の由来を持ちます。
読まない文字であるけれど、何か意味を示すことってのがあるのですね。
いろいろ小難しく話しましたが、
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フランス語動詞活用ビデオ
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