<中国産ギョーザ>リスク低い冷凍食品の中毒に衝撃 厚労省
私は、農薬というものは使用方法や用量を守って使用する限り
安全で有用なものだと確信してきました。
これからの食糧を確保していくためにも
もっと研究開発を続けて、安くて安心な農業を支えて行って欲しいと思ってます。
それだけに。
今回の毒餃子(既にこの言い方が始まってますね)には驚きました。
大変ショックです。
ただ、ここで検出されたというメタミドホスという農薬にしても
通常言われるような残留農薬のレベルでは急性中毒は起こさないはずです。
前にも書きましたが、
基準値の10倍程度(乱暴ですが)が検出されたような食品を食べたとしても
急性中毒を起こす事はあり得ません。
今回は明らかな急性中毒症状のようですから
悪意かどうかは別として農薬そのものを混入した、
それこそ昔あった青酸コーラ事件に近い事例ではないのかと疑ってしまいます。
また、これだけの濃度の農薬を含んだ餃子であれば
食べた人は相当高い確率で症状を示すと思うのですが
回収されている量に比べて被害者の数が少なすぎるように思います。
一部の生産ロッドのそのまた一部だけに
集中的に残留農薬の極端に多い農作物が使用されるというのはとても考え難い。
つまり、これは中国産の食品に普遍的に存在する問題というよりも
何らかの事故あるいは故意に農薬そのものを混入させたのではないのかと思えます。
もちろん、農産品には残留農薬チェックを行い、
完成した食品には行わないという体制にも問題はあったかと思いますが
他の中国産品にまでヒステリックに反応するのもどうかと思います。
少なくとも野菜などの農産品は残留農薬の検査を行っているようですから。
とにかく原因をきっちりと解明していただけるまで冷静に待つしかないですね。
重体と報道されている方が少しでも早く回復されますようお祈り申し上げます。