昨日のビルボードから、実はライブをはしごっていました。
至極の会場をあとにし、そこからほど近い梅田「シャングリラ」へ。
ドラム×1、ピアノ・シンセサイザー×2による編成でポストロックの未来を拓く、
「mouse on the keys」の「machinic phylum TOUR」大阪公演へ。
ポストロックでありながらもクラシカルで、プログレやフリージャズ的な要素もあり、
なんともカテゴライズできない、表情豊かな独自の音楽を創造する無二のグループ。
VJによる映像との融合で、インスタレーション的な芸術表現を繰り広げ、
ライブ本編では照明をあまり使用せず、プロジェクターによる明かりがメイン。
装飾的ではない独特の緊張感が、繊細さとスタイリッシュさをエキサイティングに加速させます。
それにしても当然ながら、個々の技術的なレベルが圧倒的に凄い。
「toe」のレーベル「Machu Picchu」から出ているのであれですが、
リズミックな概念を覆す、柏倉さん風メロディックなドラムプレイは必見です。
難解な音楽でありながらも心地良く、先鋭的だけど情緒的で馴染みやすい。
シュッとした音楽を聴きたい人w、是非オススメです。
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そのプレイを解剖すべく、ステージ上の機材にシャッター音が集まります。
終演後はわりと撮影OKな雰囲気。