日銀が7月1日発表した
6月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、
企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が
大企業製造業でプラス12だった。
前回3月調査のプラス17から5ポイント悪化した。
DIの悪化は6四半期ぶり。
消費増税前の駆け込み需要の反動減が影響し、
企業景況感の悪化につながった。
新興国を中心に海外経済の回復ペースが鈍く、
輸出の伸びが緩慢だったことも景況感の改善に歯止めをかけた。
3カ月先については、大企業製造業がプラス15になる見通し。