宛名の書き方、便箋の入れ方など、
日本には、実はこれにもマナーがあります。
注意すべきポイントはこちら!!
【郵便番号】
郵便番号のマス目がない場合、自分で7ケタの数字の前に「〒(郵便マーク)」を書いてしまいがちですが、実はこれ、記載不要な記号です。
機械は数字のデータだけで郵便番号として認識することができるので、郵便番号のマス目がない場合は、数字とハイフンだけで記載するのが正しい方法なのだとか。
知りませんでした~
【宛名の書き方】
縦書きの場合、住所を書く位置は郵便番号の枠の右端に揃え、一文字分の余白を取って書き始めます。
番地や階数などを漢数字に。
所属部署名は会社名の下に一文字分下げて記載します。肩書があれば名前の上に書きますが、字数が多い場合は名前の右横に小さく書きます。名前は一番目立つように他より大きなサイズで。
【封締め】
テープではなく糊付けがマナーです。
縦書き封筒の場合「〆」「封」「緘」などの封字を書くこともありますが、横書き封筒の場合は省略してもOK。
【宛名の敬称】
「様」
様々な相手に使うことができる敬称です。
「殿」
格下や同格の相手に使用するという見方が広がっており、官公庁や企業などの公的文書でも使われなくなっています。
「御中」
会社や学校など、組織や団体の敬称は「御中」を使います。
株式会社を略して(株)とするのはNG。
会社名と個人名を書くときは「御中」の記載は不要で、名前の下に「様」を書くだけでOK。
なお、役職はそれだけで敬称であるため「●●課長様」というのは二重敬語になるのでダメなのです。
封筒一つとっても、
これだけのマナーがある日本。
面倒でもありますが、素敵な慣習だと思います。