おはようございます。
ビジネスペン字講師の谷口栄豊です。
ペン字のレッスンで基礎を身につけて、
現在は「行書」のレッスンを頑張っている
男性の生徒さんがいらっしゃいます。
技術も高まり、行書のペンの動きや
流れにも慣れて、スラスラと書けるようになってきました。
しかし、書き慣れてきたせいか、
“自己流”で字を崩していく事も多くなってきたように感じます。
決して自己流が悪い訳ではありませんが、
行書の基本をしっかりと身につけておかなければ
深みのない字、薄っぺらい字になってしまいます。。
「守破離（しゅはり）」という言葉があるように
まずは基本とも言える 「守」がないと、
次の「破」や「離」にはいけません。
こちらの「清」という行書、
すごく上手なのですが、“さんずい”を
含め全体的にちょっとうるさい感じに見えます。
また、何となく急いで書いているような
印象に伝わりますね!?
“さんずい”は全てを繋げずに、
このように分けて書くとスッキリしますよ。
そして、もう少しペンをゆっくり動かすと
線が柔らかくなり深みを出すこともできます。
次は
「佑」ですが、こちらも
急いで書いているように伝わります。
線に勢いは感じますが、ちょっと
荒々しい感じがしますね!?
また「行書」はペンの流れが見えるので、
“書き順”の間違いがバレてしまいます。。
「右」の書き順は、
“左払い→横線”という順番です。
そして、
横線を長く書くのが正しい形になります。
スカイプレッスンは、生徒さんの書かれる
ペンの動きをリアルタイムで見ることができるので、
間違いがあればその場で指摘していきます。
「正しい書き順」と「正しい形」を覚え
書かれた字を比較してみると、やはり違いますね！
＜ビフォー＞
＜アフター＞
少し書き慣れてくると、
誰しも“自己流”が出てきます。
決してそれが悪いわけではありませんが、
基礎をしっかりと身につけてから
次のステップに進んでいくことがベストだと思います。
そうしないと、深みのない字
薄っぺらい字になってしまいますよ。。
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