習慣化コンサルタントの古川です。
「また先延ばしした」
「やならきゃいけないこと忘れてた!」
「あれもこれも終わっていない」
先延ばし、TODOが溜まっている時、
どんな気持ちになりますか?
仕事でもプライベートでも先延ばし、
TODOがたまるほどエネルギーは奪われ、
悪循環に入っていきます。
先延ばし、TODOを
私は「行動負債」と呼びたいと思います。
今日は、行動負債がもたらす悪影響を解説し、
そこから脱出する6つの習慣をご紹介します。
☆行動負債
行動負債とは、
やらないといけない、やろうと思っている、
だけどやれていない
という未完了行動の残高です。
これらの行動負債が及ぼす影響は次の通りです。
行動負債は、
焦燥感、不安、倦怠感を生み出します。
多数の気がかりを抱えると、
意識・注意が分散して目の前のことに集中できなくなります。
さらに、ストレスが大きくなると、
ストレスを癒すため、もしくは現実逃避するように
悪い習慣につながっていきます。
たとえば、夜更かし、お酒を飲む、食べ過ぎる、
ゲームをする、ギャンブルをするなどの悪い習慣の多くは
ストレスを解放したいがための行動だったりしますが、
そのストレスの大きな原因の1つは「行動負債」です。
行動負債が感情面、生産性、健康面、
人生の幸福度に悪影響を及ぼすことを考えると
いかに「行動負債」をためないようにするか
が重要なのがわかります。
しかし、行動負債は、雪かきのように、
落としても落としても、また降り積もっていくものです。
私たちの日常は、仕事のTODO,家庭での役割、
SNSなどのコミュニケーションに忙しく、
やることは増えるばかりです。
だからこそ、どのような習慣を持つかが
重要になっていきます。
☆行動負債から解放される習慣
行動負債をなくしていくための方法を
6つの切り口から紹介したいと思います。
全てを同時に行う必要はありません。
みなさんの方法にあった習慣を取り入れて観てください。
習慣1.紙に全て書き出す
まず、大前提は書き出すこと。
頭の中でごちゃごちゃしたTODO、未完了は
整理されずにいると
いつまでも前に進まないことが多いものです。
次の図のように頭の中がスッキリするまで、
仕事、プライベートに分けて全て書き出してください。
タスクは棚卸するだけで、行動負債は軽くなります。
習慣2.諦める・やめる
行動負債の量を減らす工夫を考えることも大切です。
たとえば、運動したい、英語の勉強をしたい、
片づけたい、自炊したい、ストレッチしたい、など
自分への期待行動を増やすほどに
どんどん「未完了」が増えてきます。
また、仕事でもなんでも自分で抱え込む癖がある人は
行動負債が増える一方です。
人に任せることを覚えなければ、楽になりません。
1日は24時間です。
やろうとしていることを減らすことです。
習慣3.チャンクダウンする
TODOリストの中で、1つの作業に見えて
実に多様なステップが含まれているタスクがあるものです。
たとえば、次の「プロジェクト定例会議を初開催する」。
これらは分解していくと
多様な作業があることがわかります。
チャンクダウンとは固まりを小さくすることです。
作業が大きい時は小さくすることで処理しやすくなります。
先延ばししていることの1つは
やることの固まりが大きいことが多いものです。
習慣4.モードを固めて行う
仕事をこなすときに、
集中モードで似たものを固めると
スムーズに進みやすくなります。
たとえば、アイデアを考える、構成を考える、
数値のチェックをする、資料を作成する、
電話で連絡する、メールで連絡する、
上司と話をするという作業は集中モードが異なります。
複数のプロジェクトも習慣3でチャンクダウンしてしまえば、
同じ作業モードのものを横断して固めることができます。
習慣5.ベビーステップで手をつける
私たちが先延ばしをするとき、
完成までのプロセスを考えると
気が重たくなって前に進まないことがあります。
0―10までの作業があるとき、
私たちは、0から10を一気に仕上げようと思いますが、
0を1にする初動が大変でで、
1を10にするのは一度手をつけてしまえば
「なんでもっと早くやってなかったんだろう」と思うものです。
習慣化のほとんどは、
初動をいかに軽くするかで圧倒的に変わります。
習慣6.すぐじゃなく、今やる
最後に、「今やる」です。
私たちは未完了リストがたまると、
古いものから手をつけるため、
新しく依頼されたものを「リスト」に入れて管理しがちです。
しかし、依頼された今片づけてしまえば、
リストで管理する必要もありません。
3分で終わるタスクなら「速攻!今やる」
という習慣をつけることで行動負債は減っていきます。
上記の6つの習慣を上手に生かして、
行動負債を減らし、心の安定と高い生産性を
同時に手に入れて観てください。
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どんな分野の人に聞いても
「結局、習慣」ですよね。 と言います。
経営者も、政治家も、子育て中のママも、医者も
編集者も、マネージャーも、会社の人事部の方も
もちろん学校の先生も、コーチもカウンセラーも。
経営をするにしても習慣、
子育て(躾)をするのも習慣
勉強をさせるのも習慣
健康を保つのも習慣
人を育てるのも習慣
医療、子育て、教育、人材育成、
組織開発、マネジメント、時間管理、
メンタルヘルス、ストレスマネジメント、
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