習慣化コンサルタントの古川です。
習慣化行動、たとえば
日記をつける、
読書をする、
資格勉強をするといった行動は
ついつい、忘れがちです。
なぜなら、日常生活というのは恐ろしいほど、
ルーティン化されていて、自動エスカレーターに
乗っているようなものです。
そのエスカレーターという「いつも通り」から
抜け出すことは容易ではなく、どんな簡単な行動でも
たとえば5分の行動でさえも、入れ込むのは困難です。
ロボットにインストールされた、プログラムのように
私たちの日常生活はルーティンになっている。
先日、企業研修で高密度化の研修を行った際に、
ある参加者の方は、
「退社時間を守ったけど、いつも通り寝る時間は変化しなかった。。。
でも、ビールを飲む時間は23時きっかり、テレビを見終える時間は1時と寝た時間は2時きっかり!と豪語していました。びっくりするぐらいに正確に!
習慣とはおそろしいものですねーと(笑)」
さて、このような自動エスカレーターの日常プログラムに
新しい習慣を持ち込む際には、アンカーをつくるのがオススメです。
アンカーとは変化のキッカケ。
アンカーには色々ありますが、オススメは場所を変えることです。
たとえば、運動するのにジムに通う。
勉強するのに図書館に行く
日記をつけるのにカフェに行く
という具合に、場所を移動することを持って
習慣行動を思い出すのです。
つまり、日常の連続から分離した場所をつくることで
習慣引力から解放されたところで行動するのです。
私は朝から毎日瞑想していますが、
ベランダでやります。(でもそろそろ強烈に寒いので、次の手を考えます。)
これも儀式として場所を移動すると、
それが行動になりやすい。
つまり、場所を変えることは習慣の導火線の発火ポイントになるのです。
電車の中
寝室
書斎
ベランダ
お風呂
カフェ
図書館
会議室
公園
ジム
・・・・・
ぜひ、あなたの習慣に場所の変化を加えてみてください。