ブログネタ:友達と恋人、どっちが頼りやすい?
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本文はここから
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「頼りやすいのは、やっぱり、友達。
恋人には、むしろ頼ってもらえるような存在でありたいと思う。」
これが「意見」で、
ちょっとでも不安になったら夜中にすぐ甘えて電話
これが「行動」。
「意見」と「行動」は、一致しない事も多くて、真実を掴むには「行動」を把握することが重要。
+++
「意見」ではなく「行動」を把握する。 - 業界人間ベム
業界の重鎮が、このタイミングでこういう意見を出すのは、すごく追い風。
Webでのデータはウソのない「行動」なので、
これまでのアンケート調査やグループインタビューの様な「意見」を元にした
マーケティングとは比較にならない。
という事が書いてある。
本当にその通り。
特に、ウェブはセルフサービスなメディアで
基本的には、横に誰もいない一人っきりの状態で使われる事が多いので、
意見を元にしたマーケティングには限界がある。
衝動買いとか、自分でも説明できない本とか買ってるもんな。
昨日行ったダイアログ・イン・ザ・ダーク のチケットも衝動買いで、何で買ったか説明できないし。
話をもどしますが、このブログでは、
企業マーケターにとって、今起きているこうしたマーケティングデータ取得方法の進化をしっかりものにできるかどうかは大きなテーマだ。
という形で締めていますが、その先の話について。
「行動」のデータをどう使うのか?と言うこと。
Webのデータには、行動の履歴がほとんど全て残る。
自社サイトなら、アクセスログ解析ツールを使えば把握できるし、
サイト外でも、
例えばツールバーみたいなモノを仕込むとか、
グーグルがこないだ「ブラウザ」を作ったけど、ブラウザの履歴取得するとか、
そういう事をすれば、ネット上での全ての行動データは把握できる。
でも、
さっきの私のように、理由も説明できない衝動買いのデータも、
前から行きたくって、待ちに待って買ったデータも、
何度か検討して悩んだ末に買ったデータも
基本的には、同じアクセス解析の中に紛れてしまう。
これを紐解くには、ある程度精度の高い仮説が必要。
そのために併用すべきなのが、定性調査。
一般に、アンケート調査を定量調査と言って、
グループインタビューみたいのを定性調査と言って、
併用して行く事が大事ですね、みたいな話になってますが、
ウェブのマーケティングにおいては、「行動」こそが大事なわけで、
その定量調査がウェブ上でのデータで、代表的なモノがアクセスログだとすると、定性調査は何なのか。
ブログの書き込みとかクチコミは、確かに定性データだけど、
やっぱりこれも「意見」に過ぎない。
行動を把握する定性調査とは、私が上手く出来なくてそうとう苦しめられている 、
「ユーザビリティテスト」なんだと思うのです。
できる限りバイアスをかけないように、
ユーザにサイトなどを使ってもらって、その状況を横で観察する調査。
これをする事で、それなりに精度の高い仮説が立てられる。
アクセス解析と両輪になる貴重なデータ。
ただ、大変。
できる限り自然な行動を促せるようにするための状況設定とかいろいろ難しい。
持って行き方ひとつで、行動って全然変わってしまうし、
質問の仕方次第で、「行動の理由」ではなく、「単なる意見」を言ってしまう。
ここのノウハウこそ、ネットマーケティングにおいて
本当に大事なスキルのひとつになると思っていて、まさに修行中。
前職にいた頃は、定量データこそ全てで、
リスティング広告のデータと、サイト内のアクセス解析のデータと、
行動ターゲティングのクッキー履歴なんかを組み合わせれば大変な事になる、
なんて思ってましたが、
それは、それで大事なんだけど、
やっぱり、動いているのは血の通った人間なわけで、
その把握の為には、定性調査なんじゃないかと思ったのです。
リスティングの自動入札ツールがもう3年も5年も経っても、
まだ全然人の手の入札に勝てないのと同じ理由で、
媒体社や代理店がどんなに行動履歴のデータを集めても、
実際の生の動きを、熟練した人間が観察して得た示唆にはきっとかなわない。
もちろん、どっちが偉いとかじゃなくて、併用してこそ、価値があるわけで、
今も、定性調査の修行しつつ、サイトカタリストだってバリバリ使ってるんだけど。
ともかく、そうやって得られた「行動」の定量・定性のファクトは、
ネットがマーケティングの中心になるこれからの時代に、本当に重要になると思っていて、
なんとか、そういう事をやっている会社に入れた事を幸運に思わなきゃいけない。
++
時々逃げたくなる けど。
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「頼りやすいのは、やっぱり、友達。
恋人には、むしろ頼ってもらえるような存在でありたいと思う。」
これが「意見」で、
ちょっとでも不安になったら夜中にすぐ甘えて電話
これが「行動」。
「意見」と「行動」は、一致しない事も多くて、真実を掴むには「行動」を把握することが重要。
+++
「意見」ではなく「行動」を把握する。 - 業界人間ベム
業界の重鎮が、このタイミングでこういう意見を出すのは、すごく追い風。
Webでのデータはウソのない「行動」なので、
これまでのアンケート調査やグループインタビューの様な「意見」を元にした
マーケティングとは比較にならない。
という事が書いてある。
本当にその通り。
特に、ウェブはセルフサービスなメディアで
基本的には、横に誰もいない一人っきりの状態で使われる事が多いので、
意見を元にしたマーケティングには限界がある。
衝動買いとか、自分でも説明できない本とか買ってるもんな。
昨日行ったダイアログ・イン・ザ・ダーク のチケットも衝動買いで、何で買ったか説明できないし。
話をもどしますが、このブログでは、
企業マーケターにとって、今起きているこうしたマーケティングデータ取得方法の進化をしっかりものにできるかどうかは大きなテーマだ。
という形で締めていますが、その先の話について。
「行動」のデータをどう使うのか?と言うこと。
Webのデータには、行動の履歴がほとんど全て残る。
自社サイトなら、アクセスログ解析ツールを使えば把握できるし、
サイト外でも、
例えばツールバーみたいなモノを仕込むとか、
グーグルがこないだ「ブラウザ」を作ったけど、ブラウザの履歴取得するとか、
そういう事をすれば、ネット上での全ての行動データは把握できる。
でも、
さっきの私のように、理由も説明できない衝動買いのデータも、
前から行きたくって、待ちに待って買ったデータも、
何度か検討して悩んだ末に買ったデータも
基本的には、同じアクセス解析の中に紛れてしまう。
これを紐解くには、ある程度精度の高い仮説が必要。
そのために併用すべきなのが、定性調査。
一般に、アンケート調査を定量調査と言って、
グループインタビューみたいのを定性調査と言って、
併用して行く事が大事ですね、みたいな話になってますが、
ウェブのマーケティングにおいては、「行動」こそが大事なわけで、
その定量調査がウェブ上でのデータで、代表的なモノがアクセスログだとすると、定性調査は何なのか。
ブログの書き込みとかクチコミは、確かに定性データだけど、
やっぱりこれも「意見」に過ぎない。
行動を把握する定性調査とは、私が上手く出来なくてそうとう苦しめられている 、
「ユーザビリティテスト」なんだと思うのです。
できる限りバイアスをかけないように、
ユーザにサイトなどを使ってもらって、その状況を横で観察する調査。
これをする事で、それなりに精度の高い仮説が立てられる。
アクセス解析と両輪になる貴重なデータ。
ただ、大変。
できる限り自然な行動を促せるようにするための状況設定とかいろいろ難しい。
持って行き方ひとつで、行動って全然変わってしまうし、
質問の仕方次第で、「行動の理由」ではなく、「単なる意見」を言ってしまう。
ここのノウハウこそ、ネットマーケティングにおいて
本当に大事なスキルのひとつになると思っていて、まさに修行中。
前職にいた頃は、定量データこそ全てで、
リスティング広告のデータと、サイト内のアクセス解析のデータと、
行動ターゲティングのクッキー履歴なんかを組み合わせれば大変な事になる、
なんて思ってましたが、
それは、それで大事なんだけど、
やっぱり、動いているのは血の通った人間なわけで、
その把握の為には、定性調査なんじゃないかと思ったのです。
リスティングの自動入札ツールがもう3年も5年も経っても、
まだ全然人の手の入札に勝てないのと同じ理由で、
媒体社や代理店がどんなに行動履歴のデータを集めても、
実際の生の動きを、熟練した人間が観察して得た示唆にはきっとかなわない。
もちろん、どっちが偉いとかじゃなくて、併用してこそ、価値があるわけで、
今も、定性調査の修行しつつ、サイトカタリストだってバリバリ使ってるんだけど。
ともかく、そうやって得られた「行動」の定量・定性のファクトは、
ネットがマーケティングの中心になるこれからの時代に、本当に重要になると思っていて、
なんとか、そういう事をやっている会社に入れた事を幸運に思わなきゃいけない。
++
時々逃げたくなる けど。