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梨が好きです。

「梨があればご飯何杯でもいける。」っていうボケが忘れられない。
最近、梨、食べてないなー

さておき、二日酔いで苦しむ土曜日ですが、
そんな陰鬱な感じを一気に吹き飛ばす本を読んだので、メモです。

こちら。

コミュニケーションをデザインするための本 (電通選書)/岸 勇希
¥1,890
Amazon.co.jp

各所で絶賛の嵐だったので、遅ればせながら購入。

今朝アマゾンから届いたので、遅いランチがてら読み始めたら、
止まらなくなり最後まで一気に読み切っちゃいました。

今年、一番の本かもしれない。

著者は電通のコミュニケーションデザイナーの方なのですが、恐ろしいです。
天才だわ。

読み終わった後の圧倒的な敗北感というか、やられた感は凄まじく、
自分がいかに凡人なのかを痛いほど思い知らされます。

とはいえ、ここまでノウハウと事例が開示されているので、
どれだけ吸収して、盗んで、応用して、自分のモノに出来るかだと、前向きに捕らえ、
自分の現在の立ち位置から、
コミュニケーション・デザインについてどのようにアプローチできるか、
これから狂うくらい考えていきたいと決意を新たにしました。

一応、キモとなる部分を後で自分で読み返すためのメモ。

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【コミュニケーション・デザイン3つの意識】

①Neutral
 固定概念や思い込みを捨て、問題解決の方法をニュートラルに考えられているか?

②Simple
 キャンペーンの構造がどんなに複雑だったとしても、
 生活者が広告に接触した瞬間のコミュニケーションは、
 シンプルでわかりやすいものか?
 
③Faithful
 課題解決に対して、誠実に臨んでいるか?
 単に「新しいから」「面白いから」など、
 企画側のエゴだけになっていないか?
 
【コミュニケーション・デザイン5原則】

①思い込まずにインサイト
 Social Insight/Client Insight/Target Insight ・・・肌感覚に頼りすぎない
 
②課題解決の為にありとあらゆる手法、選択肢を考える。
 Solution 1st ・・・メディアから考えない、メッセージから考えない
 
③メディアと表現を分離しない
 Contact Point Creative ・・・生活者が広告に接触する瞬間を大切にする。
 
④仕組みではなく、気持ちをデザインする。
 Emotional Design ・・・技術や仕組みは目的ではなく手段
 
⑤結果に固執する
 Result 1st ・・・広告の本質を忘れない


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こんだけ刺さる事を言われた後に、しかも電通というマス代理店の人から、
最後の「⑤結果に固執する」を出されると、本当に太刀打ち出来る気がしない。

心の底から、納得・共感すると共に、仕事へのモチベーションを再燃させてくれる、
本当に良い本です。

部のメンバーにもこれだけは読んで欲しい。