大阪名物どて焼き!&辻本店 9NINE | 酒恋倭人

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座右の銘は「逆らわず、いつもにこにこ従わず」の我人生!!
そんなおいらの飲んだり食ったり遊んだりの記録です。

台風18号、とんでもない台風でしたね。

大阪市内でも避難勧告!!

大阪で生を受けて50年弱で初めてでした。

この台風で被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。

そんな台風18号・・・

おいらの畑もけっこうやられました・・・・。

獅子唐、茄子、バジルは風雨で折れてしまい、

発芽したての大根や蕪、山葵菜・・・枯れてしまいました・・。

再度、種まきです。

そんな中、今年はじめて挑戦したステッキオと言うイタリア野菜・・・




倒れていてのでもう無理かと思ってましたが

なんとか今日立ち上がっていました。

そして、これも初挑戦だった高級野菜の赤チコリ・・。

なんと今朝発芽していたんです。


たぶん、いくつかは種が流された可能性はありますが

半分ぐらいは収穫できそうです。

自然の驚異に驚き、そして自然の恵みに感謝です。

さて、お話は変わって昨晩の酒肴。

久しぶりにおいらの大好きなどて焼きでした。

どて焼き???

大阪人にはポピュラーですが意外と他府県の人には知られてない酒肴。

お好み焼き、たこ焼き、串かつ・・大阪名物と言えば

他府県の方が思いつくのがこんな感じですが、

他に忘れていけないのが「イカ焼き」「どて焼き」なんですよ。

そのどて焼き・・・・

材料は・・・・

すじ肉、こんにゃく、にんにく、しょうが、白味噌、砂糖・・こんな感じです。




作り方は、すじ肉を一口サイズにカット、こんにゃくも同じ・・。

まずはこんにゃくを下茹でして、茹で上がる少し前にすじ肉を入れて

さっと茹でてこんにゃくと一緒にざるにとり

水でさっと洗い流す。

圧力鍋にこんにゃくとすじ肉、ひたひたに浸かる程度のお水を入れ、

そこに肉の量の10%の砂糖、ブイヨン1~2個、そうめん汁適量、顆粒チキンスープ適量

入れて30分加熱。(おでんの残り汁があればそれだけでOK!)




火をとめて圧力が抜けるまでそのまま放置。

そして圧力が抜けたら蓋をとり、そこにおろしにんにく、おろし生姜を

お好きな量いれてください。

そこに味醂と白味噌を入れて、とろみがつきだしたら酒をさっと一振り、

お好みのとろみになったら完成です。





今回はすじ肉500G、白味噌200G、お酒、みりん大さじ3、ブイヨン1個

砂糖50G、顆粒チキンスープ大さじ半分、そうめん汁大さじ3

にんにく2かけ、生姜にんにくの2倍程度・・こんな感じ。


食べるときに刻みねぎと七味を振り掛ければ完璧!!

さてこの酒肴にあわせるとなるとやっぱり山廃とか生酛系がベスト!

しかし本日はその手のお酒が家にない・・・

あったのはCOOPで売ってた岡山県備前酒蔵元辻本店さんの

菩提酛純米 9 NINE と言う500CCのボトルに入ってたお洒落なポン酒。 




最近のスーパーにも拘ったお酒がおいてあるな~と感心してついつい買ってしまった1本。

辻本店さんと言えば女性杜氏の辻 麻衣子さんと雄町にこだわった蔵元さん。

この蔵元さんの炭屋彌兵衛と言う銘柄は飲んだことはありますが

この 9 NINEと言うのははじめていただきます。

名前の由来は・・・

9と言う数字は数字の最上位・・この上ない清酒を探求する心

女性杜氏を中心に9人の若い蔵人達によって作られた酒

十分な品質をご提供するために「もう一つ上」を追求し続けることで

生まれた革新的な味わい。


そんな意味があるそうです。

おいらのイメージは菩提酛といえばすっぱい酒!

酸が高いイメージがあったのですがこのポン酒はさにあらず・・・

酸はあまり感じず、コクがあって、しっかりとした熟成感があり

深みのあるぽん酒でした。

最初は冷たくして飲んだのですが、常温で飲んだときの方が

深みがありよかったですね。

どて焼きとの相性も良かったですよ!



これからおでんの季節がやってきます。

おでんに入れるすじ肉って旨いですよね。

そんなすじ肉とおでんの出汁を使ってどて焼きもいいもです。

白味噌が絡んだ甘いすじ肉は酒欲をそそりますよ。

ただ・・・

冬になるとすじ肉が高くなるのが難点ですけどね。