平標山・仙の倉山 | 霊眼通信

平標山・仙の倉山

10月27日、今日は苗場ゲレンデの近くから、平標山、仙の倉山へ登って見ました。
この日も晴天に恵まれ、谷川連峰や富士山までもが見え、美しい山々としばし対面をしながら、山頂にてお祈りをしてきました。
平標山から仙の倉山は非常に美しい所で、夏はまさしく鉱山植物のお花畑となります。
しかし麓は森が深く、獣達も生息している為、登山道を登っていると、その途中途中で獣の臭いや糞の跡があります。
腰鈴は必需品で、獣や蛇の知識も一応は頭に入れておいた方が良いでしょう。

登山口までのアプローチは判りやすく、国道17号沿いにある元橋駐車場の奥からになります。
この時期の登山道は日の暮れも早くなるので、早めの出発が良いのですが、明け方の薄暗い内は獣と出あう確率も増えますので、朝は6時半過ぎくらいの出発がベストかと思います。
登山道は「松手山コース」と「平元新道」の2コースがありますが、松手山コースの方は少々登りがきつく、雨上がりはどろどろになります。
ですが今回は、あえて松手山コースから登り、平標山から仙の倉を往復して、下山は平標山の家を経由して平元新道の方を回る事に致しました。少々ハードではありますが、そこは健脚を信じて登ります。(笑)


では登山開始です。
私は殆どの場合において、単独行動の登山なので、登山道に入ったらすぐに第6感のアンテナを張り巡らします。
まあ・・・・・早い話しが、感覚的な気配りを行うと言う事になります。
それは、風や天候はもちろんですが、音・臭い・動く物・地形と水場の位置・森の深さ・足跡や糞など、様々な事象にアンテナを広げます。
ですが、それでも気付かずに居る時は、ふと守護霊に気付かされます。
そして歩いている時は、いつも上空に守護霊達を見る事ができます。
時に道の前方に副守護霊が先回りをして確認して居たりと言う事もあります。

さて前置きが長くなりましたが、写真は途中の松手山頂上です。
すでに2時間近く急な登りを歩いき続けて来ましたが、平標の山頂まではまだ1時間以上の登りが続きます。
途中、すばらしい景色を眺めながら登ります。

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平標山頂直下の風景です。

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平標山頂にてしばし休憩。そして迷いし御霊達へお経を読み上げ合掌。

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山頂から苗場スキー場のゲレンデを望む。
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平標山頂から仙の倉を望む。
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仙の倉山頂にてしばし休憩。ここでも祈りし・・・・・合掌。

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仙の倉から苗場ゲレンデ方面を望む。

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仙の倉山頂から見た富士山。
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谷川岳方面を望む。
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それでは再び来た道をバックして平標山へ。そこから平標山の家を経由して平元新道へ入ります。
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さてさて平元新道の坂も終わり、やっと上信越自然歩道へ到着。
ここにも駐車場はありますが、国定公園の為、下にゲートが設けられていて一般車両は入れないようになっています。
まだ1時間近くこの自然歩道を下らなくてはいけません。
ここは歩道を挟んで山側と谷側になりますが、森も深く谷側の方には沢がある為、獣には充分な注意が必要な所です。
このような場所は、明け方と夕刻時は必ず獣達が水を飲みに来ています。
だいたい下山時刻がそれに当たります。

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で・・・・・そう思いながら下ってくると、やはり沢の方で石を投げるような音が聞こえて来ました。
もしや・・・・と思い、沢の方を見てみるとサルの群れを発見。
しかも今年生まれたような、小さな子ザルを背中に乗せた母ザルも居ます。
私が「ホーホー!」と声を上げ、腰鈴をカラカラ鳴らして人の気配をさせると、沢から「キーキー」と威嚇の声がしてきます。
単独のサルでは無いので、必ず近くに見張り役のボスザルが居るはずです。
周囲に気を配り、沢との距離を見ながら50m程下ると、う~~~ん、やはり居ました。「ボスザル発見!」
サルも谷へ降りやすい場所を知っています。


さてさて・・・・・困りました。サルとの距離を縮めると、ボスザルも威嚇の体制を取って来ます。
仕方が無いので、これが限界と思う所から、写真をパチリ!
望遠レンズが無かったので、写真もこの大きさが限界。
で、群れは沢に居るのにボスザルは何故こんな道端に居るのでしょう?
答えは簡単です。自然歩道は人や関係者の車などが時折通るので、サル達にとってここが一番危険な場所である事を知っているのです。
だからボスザルは道端で見張って、人を警戒しているのです。
もしも知らないで、こうしたサル達にちょっかいを出したら、襲われて大変な事になります。
まあ~~良くて怪我。悪くて半殺し。しかも石など投げられた事には私の頭はかち割られて、脳みそ啜られます。(笑)

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ですが下山をしたい私に取っては、少々困り事です。
サル達も水を飲み終われば、山へ帰って行くのは判っていますが、その為に1時間余りの時間を潰さなくてはなりません。
一先ず後方へ30m程下がり、私もお茶を飲みながら小休止。
その間に守護霊達に「早く帰りたいので、助けて~~~。」と、コールを送ります。
すると、3分もしない内に後ろから車が・・・・・・。
見ると、1人だけなら乗れそうです。

一般車両は入れませんので、たまたま来ていた工事関係者の方々です。
守護霊に感謝をし、事情を説明して車でGO!
サルも車を横目で見ながら山へ帰って行きます。サルはおりこうなので車とは勝負にならない事を知っています。


そんな訳で今日も守護霊に助けて頂き、帰りは温泉で「ほっ!」。
・・・・・・・・・・でした。