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本文よりの抜粋



「待ってください、ではわたしたちが現在、宇宙とよんでいるものは何なのですか?」


「すべて有機体の妄映です。」


あなたたちが外在世界としてみているものは、第7太陽系次元における定質と性質の交差が作り出した影だということです。 4次元対称性の認識が生まれてくると、物質という概念は全く意味をなくしてしまうでしょう。」


「物質という概念が意味をなくす・・・・?どういうことですか?4次元では物質が存在しなくなるということですか?」


「概念がなくなるのですから消えてしまうといってもよいのではありませんか。

とにあくあなたがたが畏怖している1999年の人類滅亡とは、物理的にこの地球が壊滅するということではなく、人間の宇宙認識に極めて大きな変化が起こり始めることと考えてください。


確かに太陽も働きを失っていくわけですから、物理的な意味での滅亡もいずれ起こることになるでしょう。


しかし滅亡というよりも、、むしろ人間の意識進化の結果として、進化の方向をもてなかった人間の意識に現れてくる実現象のようなものです。


このことが起こるのは時期的には位置の等価よりまだ幾分さきのことです。


いずれにせよ、今のあなたがたの意識のあり方からして見れば、想像を絶する宇宙観の変革がここ数十年の間に訪れてくることになるはずです。


この変革はあなたがた地球人が現在持っているプレアデス的統制のすべてをその根底から覆してしまいます。


シリウスからあなたへのこの関与、はその変革を作り出すためのひとつの強力な力となっていくでしょう。


この力によって多くの人間が最終構成の働きを、滅亡ではなく、意識進化とその意味を変えていくことができるのです。」


「そうは言われても、太陽系が物理的に壊滅するのであれば、すべての人類が滅亡してしまうではありませんか?」


「変換人の意識に進化すれば、死は克服されます。」


・・・・・・・・・


「つまり人間は死ななくなるということですか。」


「これから起こる意識進化とは、人間が生きながらにして死後の世界へ入っていくという言い方ができるかもしれません。

その意味で言えば人間は不死となります。」


「生きながらにして死後の世界へ入る。・・・意味がわかりません。」



「今はわからなくても結構です。」


「では、あなたがたが人間の意識進化と呼ぶもののイメージについて、ごく単純な言い方で結構ですから、わかりやすく説明していただけませんか?」


一瞬、静寂が走ったが、オコツトの答えはすぐに返ってきた。


「自我の消滅です。」





=シリウスのハーベストプログラム=



1930年・・・最終構成へ調整開始

1979年・・・最終構成の開始

1989年・・・新しい定質の発振

1999年・・・位置の等化

2012年・・・位置の中和

2013年・・・位置の変換

2025年・・・位置の転換開始

2037年・・・入神





*定質・・シリウスが発信する意識進化の力の流れのこと



*位置・・タカヒマラの中において意識が持った位置、

      観察子という概念によって様々な意識の次元が空間構造として区画化されている。

*等化・・「等しく化する」

      ここでいう等化とは二元化したものを再び一元化へ統合するというような意味

*中和・・等化がうまれるとき自動的に生じる反作用のこと。

      等化の反対物、二元化したものをふたたび一元化へと統合するとき、

      その反作用として等化作用自体をふたたび反映にもっていく働きのことをいう。

*反映・・負荷の反作用として生じる第二のベクトルのようなもの。

*負荷・・存在を作り出すための第一のベクトルのようなもの

オコツトワールドはむずかしい(-"-)


読んでいるとほとほとつかれるのであるが・・数年前この本にはまった!


わからないのに面白かった、というよりわからなすぎて面白かった(笑)


オコツトの扱う言葉は簡潔だ。


この世界の膨大なさして意味のない多くの言葉にはない魅力がある。


その世界観にふれていると凝り固まった脳が解きほぐされるような妙な心地よさを感じてしまうのだ・・


1999年位置の等化というのは変換人の意識次元へと進化していくこととオコツトはいっている。

それはプレアデスではなくシリウスという次元にはいった新しいちからを持つ人間たちのことらしい。



以下抜粋


**自己とは人間の内面と外面が等化させられることによって生まれるもの**



「人間の意識が人間の内面側(物質の存在させられている世界)に偏りすぎてしまうと、意識は進化の方向性とは逆方向へ変換させられてしまいます。

・・・・・・

進化のときに見送られてしまう力とでも言いましょうか。。。 」  byオコツト



僕らが現実に目にしている世界を〈見える世界〉とはあくまでも、〈わたし〉と世界との間にある知覚正面の集合したものである。

この知覚正面は〈わたし〉にとってはプライベート空間であり、えてしてこの中を他者が覗き見ることはできない。

なぜなら、同一の時刻に同一の場所を二人の人間が占めることは不可能だからだ。


人間の外面とはそういう意味で、この知覚正面の集合した世界だということができる。


しかしその一方、僕らが普段3次元的な外界と称している人間の内面の世界の方はどうだろうか.

これは知覚正面の真ウラ側にあたる部分、つまり〈わたし〉にとっては観察しているモノも向こうの空間は〈わたし〉が直接見ることができない空間なのだ。


そして、いわば、この見えない闇の空間ともいうべいところに他者の知覚正面の空間、いや、五次元レベルでいえば、他者の記憶や言葉そのものが存在させられている。


つまり、自己にとっての光は、他者にとっての闇になっており、他者にとっての光が今度は自己にとっての闇になるという、なんとも意地の悪い空間の罠がここには存在していることになる。


以下  *コ=こうせんさん  *=オコツト


コ:・・・ということは、人間の内面側(物質の存在させられる側)に偏って、自己の外面を生み出せなかった意識は、他者における人間の外面へ入ってしまった意識という言い方もできるということですね。


オ・・はい。それは、位置の等化と位置の中和を対化としてもつことができていない、ということを意味しています。融解作用といいましょうか。


コ・・融解作用


オ・・わかりやすく言えば、等化と中和が逆転して働いてしまうというような意味です。



コ・・それは自己の主体性を確率することができず、完全に他者化してしまった自己というような意味合いでとらえていいですか?


オ・・そうですね、人間の対化における融解作用の意味としてはそのような解釈で結構です。


自己にとっての人間の内面、つまり物質世界とは、他者の世界の中に埋没してしまった意識・・いや、もっと単純に言ってしまえば、僕らが他者と呼んでいるものそのものに違いない。

この領域にはいった意識は主体性を持つことができず、絶えず他者の視線を意識し、物事に対する価値判断をも他者に委ねてしまう


・・・中略 

この論法でいくと、人間の内面、外面のどちら側に主に意識を働かせていたかによって、反性質へとはいっていく(進化の方向)か反定質へとおちてくかその運命が決まってしまうことになる。


これはまさにアヌビスの秤そのものだ。

*アヌビスの秤:古代エジプトの死者の書死者の魂と正義の羽がのせられるという


=等化は下次元からしか生まれない=


・・簡単にいえば、自分の考えていることをはっきりと言葉にしたり、自分のビジョンをしっかりと現実の世界へしっかりと転化させていくことを意味する。


誰でも自分自身の創造性や行動に自信を持っていれば、優越感や劣等感を持って他者を攻撃したり、批判する理由はなくなる。


ほとんどの攻撃や批判は反映側、つまり他者への依存が作り出すものなのである。


とりあえずは、徹底して個体化していくこと・・・これが悪の発生を防ぐもっとも理性的な態度だと言えるだろう。


この自己の自立ができてないと、意識は必ずΨ5~Ψ6の第三ステージで主従の逆転、つまり融解をもたらす。


このステージの融解とは自己が他者化してしまうことだ。

劣等感や優越感などは、すべてこの次元で起こる

もちろん、差別意識やエゴイズムなど、日常生活の中で、他者がまみえることによって発生してくる悪は、すべて自己の自立のなさに起因しているといってもいいだろう。



「わたしはこれだけ人のために尽くしているのに・どうして・・」という意識が芽生えてきたら要注意、せっかくの進化への意思もそのまま変転して「ルシフェル的なもの」へとすぐに変換してしまう。


決して社会や他者側に主体性を置かないように、自己の確率度をしっかりチェックするように心がけておくことが必要だ。




・・つづく