お疲れ様です。

クリスマスも終わりあとは仕事納めに大みそかでしょうか。

最近、俳句ブログの様相を呈してきましたが、もうしばらくお付き合いください。


こたつの話題は前回お送りしたのですが、子規先生の俳句をみると、巨燵という字もあるようです。

彼は結核性脊椎炎(脊椎カリエス、と書く方が時代感がでますね)を患い生活半径がかなり制限されていました。それも関連するのでしょうか、実は巨燵の句が多いようです。


われは巨燵君は行脚の姿かな


巨燵から見ゆる橋の人通り


人もなし巨燵の上の草双紙


仏壇と火燵もあるや四畳半


最後の句では火燵ですね、巨燵とどう違うのでしょうか?最初の句は情景が眼に浮かびます。二番目は二階から外をみているのですね。師走の句なのでしょう。草双紙を週刊誌に変えてみると現代的ですね。仏壇と巨燵の相性はいいようです。


さて次回は年忘れ(忘年会というのも季語だと思うのですが、今調査中です)を鑑賞する予定です。

では、失礼いたします。