118、中国・江蘇省鳥インフルエンザで120万羽が死んだ。 

                                  2008年12月18日 21:14



中国・江蘇省で鳥インフルエンザ発生 情報隠ぺい指摘も
                          2008年12月16日 朝日
 【北京=坂尻顕吾】中国農業省は16日、江蘇省東台市と海安県の養鶏場から鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が検出されたと発表した。15日に江蘇省獣医師部門から報告を受け、直ちに周辺の養鶏場も含めて37万7千羽を処分したという。
 農業省は、東台市と海安県にあるすべての養鶏場からの流通を禁止しており、現時点で「両地区や周辺に感染拡大の異常は確認されていない」としている。
 一方、香港の人権団体・中国人権民主化運動情報センターは16日、東台市で鶏の大量死が発見されたのは1カ月以上前の11月5日だったと指摘。同市内にある7カ所の村で、すでに計120万羽が死亡しているという。
 同センターによると、地元当局は鶏の死亡原因が鳥インフルエンザウイルスだと認識していた可能性が高いが、その情報を隠し、処分や報告を怠っていたと指摘している。
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中国:鳥インフル発生、隠ぺいか 香港人権団体が指摘
毎日新聞 2008年12月17日 東京朝刊
 【台北・庄司哲也】香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は16日、中国江蘇省東台市で先月5日から、強毒性鳥インフルエンザH5N1型ウイルスにより、ニワトリが大量に死んでいるとしたうえで、当局が事実を隠ぺいし、感染したニワトリが上海市やほかの省で販売されていると伝えた。
 同市にある7村で、先月から約120万羽のニワトリが鳥インフルエンザで死んだ。7村では計1000万羽のニワトリが飼育されており、同センターは「1000万人の命が脅威にさらされている」と指摘した。