【腎臓病食Q&A】「下味は省いてもいいですか?」 | 腎臓病でも家族と同じ料理が食べられる「腎臓病食おうちごはん」

腎臓病でも家族と同じ料理が食べられる「腎臓病食おうちごはん」

スーパーで買える食材で、たんぱく質を減らした料理や、減塩した特別な食品を使わなくても食べらる献立をご紹介していきます。腎臓病の食事療法に悩んでいるご家族のための腎臓病専門レシピ/総合病院の管理栄養士として栄養指導数3254件の実績でサポート

管理栄養士の菜々子です。

時々、お客様からいただくQ&Aを、ブログでご紹介します。
毎日の食事作りの参考になれば、幸いです。

「下味は省いてもいいですか?」





下味は、臭みを取ったり、味をなじませたり…
いろいろな目的があります。
使う材料も様々で、塩・こしょう・小麦粉・片栗粉・生姜などがあります。

腎臓病食の場合、タンパク質と塩分に影響するものは、控えましょう。

○下味・下処理に使える食材○
・酒
・こしょう
・片栗粉
・生姜
・ニンニク など
香辛料・香味野菜は使えます。

×塩分の多い下味・下処理食材×
・塩
・醤油
・味噌
・塩麹 など
1日の塩分計算が出来ており、下味にもゆとりがあるなら、使用可能です。

小麦粉は…
レシピによっては、下処理に小麦粉が出てくることがあります。

例:肉に揉み込む場合、肉を柔らかくしたり、ジューシーにする効果を期待して行うものです。

小麦粉はたんぱく質が多めなので、片栗粉に代えましょう。
小麦粉・片栗粉を無しにしても、多少かたくなるだけで、問題ありません。


このように、下味・下処理でも気をつけるポイントがわかれば、普通のレシピからアレンジができますね。

お試しください。

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